【違いは6つ】MC-SR640KとMC-SR630Kを比較！型落ちで十分か徹底検証

こんにちは、テクらくです。

パナソニックのサイクロン式キャニスター掃除機「MC-SR640K」と型落ちモデル「MC-SR630K」について、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えしますと、この2つのモデルには以下のような違いがあります。

そのうえで、それぞれの製品をどのような人におすすめなのかを整理すると、

それでは、詳しく見ていきましょう。

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MC-SR640KとMC-SR630Kの仕様比較表

以下の表で、両モデルの主要な仕様を比較します。

項目	MC-SR640K	MC-SR630K
集じん方式	ダブルメタルサイクロン	ダブルメタルサイクロン
集じんフィルター	ステンレスガード	ステンレスガード
集じん容量	0.25L	0.25L
吸込仕事率	190～約60W	190～約60W
消費電力	710～約250W	720～約250W
エコナビ	○	○
発見センサー	スゴ取れセンサー	クリーンセンサー
アイドリングオフ機能	○	–
ノズルタイプ	パワーノズル	パワーノズル
ブラシ	からまないブラシPlus	からまないブラシ
親子ノズル	○	○
LEDナビライト（親ノズル）	○	–
LEDナビライト（子ノズル）	○	○
排気フィルター	抗菌消臭クリーンフィルター	抗菌消臭クリーンフィルター
捕じん性能	0.3μm以上を約99.9%	0.3μm以上を約99.9%
お手入れ方式	フィルターレス式	フィルターレス式
ゴミ捨て方式	下開き式･ワンタッチゴミすて	下開き式･ワンタッチゴミすて
ダストボックス水洗い	○	○
運転音	62～約59dB	62～約59dB
本体寸法（幅×奥行×高さ）	238×327×290mm	238×327×290mm
本体質量（標準質量）	2.6kg(3.9kg)	2.6kg(4.1kg)
コード長さ	5m	5m
付属品	ワンタッチ手元ブラシ、ふとん清潔ノズル、すき間用ノズル	ワンタッチ手元ブラシ、ふとん清潔ノズル、すき間用ノズル、ホース掛け
価格（2025年10月7日時点）	51,480円	47,800円

※価格は2025年10月7日、価格.com調べ

MC-SR640KとMC-SR630Kの違いを詳しく解説

ここからは、仕様比較表から分かった重要な違いを順番に説明していきます。

違い1：センサー機能の進化（スゴ取れセンサー vs クリーンセンサー）

MC-SR640KとMC-SR630Kの最も大きな違いは、センサー機能の進化度です。

MC-SR640Kに搭載された「スゴ取れセンサー」は、約20μmの微細なハウスダストを検知するだけでなく、ゴミが多い場所では自動的にパワーアップし、掃除が終わると消灯することで取残しを防ぎます。

これにより、掃除の「見える化」が進み、これまで曖昧だった「掃除の終わり」が明確になるのが大きなメリットです。

一方、MC-SR630Kに搭載された「クリーンセンサー」も、約20μmの微細なゴミを検知してランプで知らせてくれますが、自動でパワーアップする機能はありません。

そのため、ゴミが多い場所では手動で吸引力を調整する必要があります。

掃除の効率性や確実性を重視する方には、MC-SR640Kの「スゴ取れセンサー」が圧倒的に便利です。

違い2：ブラシの進化（からまないブラシPlus vs からまないブラシ）

MC-SR640Kは「からまないブラシPlus」を搭載し、MC-SR630Kは「からまないブラシ」標準版を搭載しています。

どちらも髪の毛やペットの毛の絡まり防止率99%以上という高い性能を持っていますが、「からまないブラシPlus」はさらに進化した設計となっており、より確実に髪の毛やペットの毛を中央に集めて吸引します。

特に長髪の家族がいる家庭や、ペットを複数飼っている家庭では、この違いが日々のお手入れの負担軽減に繋がります。

違い3：ノズルの軽量化（標準質量3.9kg vs 4.1kg）

MC-SR640Kの標準質量は3.9kg、MC-SR630Kは4.1kgで、200gの軽量化が実現されています。

本体質量はどちらも2.6kgと同じですが、ノズルやホースを含めた標準質量では200gの差があります。

200gというと小さな違いに感じるかもしれませんが、長時間掃除をする場合や、階段掃除など持ち運びが多い場合には、この軽量化が疲労軽減に大きく貢献します。

違い4：LEDナビライトの搭載位置（親ノズル＋子ノズル vs 子ノズルのみ）

MC-SR640Kは親ノズルと子ノズルの両方にLEDナビライトを搭載していますが、MC-SR630Kは子ノズルのみにLEDナビライトが搭載されています。

親ノズルにもLEDライトがあることで、ベッドの下やソファの下、暗い廊下など、光が届きにくい場所でもゴミをしっかり確認しながら掃除ができます。

特に、日中あまり日が入らない部屋や、北向きの部屋で掃除する機会が多い方には、親ノズルのLEDライトが非常に便利です。

一方、MC-SR630Kでも子ノズルにはLEDライトが搭載されているため、すき間掃除では十分に視認性が確保されています。

違い5：付属品（ホース掛けの有無）

▼MC-SR630Kの付属品▼

MC-SR640Kにはホース掛けが付属していませんが、MC-SR630Kにはホース掛けが付属しています。

ホース掛けは、掃除機を収納する際にホースをすっきりまとめられる便利なアイテムです。

収納スペースが限られている方や、見た目をすっきりさせたい方にとっては、MC-SR630Kのホース掛け付属は嬉しいポイントです。

違い6：価格

2025年10月7日時点の価格を価格.comで調べると、

• MC-SR640K：51,480円
• MC-SR630K：47,800円

3,680円の価格差があります。

この価格差をどう捉えるかが、購入の決め手になるでしょう。最新機能やノズルの軽量化に3,680円の価値を感じるなら、MC-SR640Kがおすすめです。

一方、基本性能が同じで価格を抑えたいなら、MC-SR630Kが賢い選択になります。

MC-SR640KとMC-SR630Kの共通の特徴について

ここからは、両製品の共通の特徴や魅力について説明していきます。どちらのモデルも、パナソニックの「ダブルメタル プチサイクロン」シリーズとして、高い基本性能を持っています。

ダブルメタル技術で約2年間お手入れ不要

両モデルとも、「ダブルメタル」技術を採用しており、約2年間ほぼお手入れ不要という画期的な設計が最大の魅力です。

ステンレスガードとメタルコーティングの二重構造により、ゴミが内部に付着しにくく、長期間にわたって最大190Wの強力な吸引力を維持できます。

一般社団法人日本電機工業会の「吸い込み力持続率測定方法」に準拠し、2年分のゴミを連続で吸い取っても風量の持続性が99%以上であることが実証されています。

フィルターレスで水洗いできて清潔

両モデルともフィルターレス構造を採用しているため、ダストボックスをまるごと水洗いできて、お手入れが非常に簡単です。

プリーツフィルターが不要なので、フィルターに埃がたまって吸引力が落ちるという従来の課題が解消されています。

軽量2.6kgで取り回しがラク

本体質量は2.6kgと非常に軽量で、ロングハンドルやローポジションホース、スリムホースの採用により、手元の負担が軽減され、日常的な掃除がストレスフリーになります。

からまないブラシ（プラス）で髪の毛のお手入れがラク

両モデルとも「からまないブラシ（プラス）」を搭載しており、自社の特許技術「円すい形のブラシ」により、髪の毛やペットの毛が99%以上絡まずに中央に集められて吸引されます。

排気性能が優れていてアレル物質も抑制

排気性能も優れており、抗菌消臭クリーンフィルター、抗菌酵素加工フィルター、アレル物質抑制加工フィルターを搭載し、0.3μm以上の微粒子を約99.9%捕じんします。

また、「まいあげブロック構造」により、排気が床のゴミを巻き上げにくい設計になっています。

エコナビ機能で省エネ運転

エコナビ機能も両モデル共通で搭載されており、掃除の状況に応じて自動で運転をコントロールし、消費電力を抑えます。運転音は62～約59dBと静音性にも優れています。

多用途に使える豊富な付属品

付属品として、ワンタッチ手元ブラシ、ふとん清潔ノズル、すき間用ノズルが両モデルに共通して付属しており、家中のさまざまな場所を掃除できる多用途性も魅力です。

MC-SR640KとMC-SR630Kのユーザーの口コミ・評判

MC-SR640Kの口コミ・評判

MC-SR640Kは2025年10月31日発売予定の最新モデルのため、現時点では実際のユーザーレビューはまだ存在しません。発売後、実際のユーザーの声が集まり次第、こちらに追記いたします。

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MC-SR630Kの口コミ・評判

気になる口コミ
・ゴミセンサーのランプが手元からホースの中間になったので、ベッドの下の掃除の時に見えなくなった
・型名変更だけで、商品はほぼ変わっていない印象
・（発売から日が浅いため、現時点では気になる口コミは上記2点に留まっています）

このような声もありますが・・・

センサーの位置がホース中間部に移動したことで、確かに一部の掃除シーンでは見えにくくなっています。

ただし、MC-SR630Kは「クリーンセンサー」を搭載しており、約20μmの微細なゴミまで検知する高性能センサーです。掃除中に時折センサーを確認する習慣をつけることで、この問題は十分にカバーできます。また、ベッドの下など見えにくい場所では、子ノズルに搭載されたLEDナビライトがゴミを照らしてくれるので、視認性は確保されています。

型名変更だけに見えるという声については、パナソニックのプチサイクロンシリーズは基本設計が完成度の高いものであるため、大幅なモデルチェンジは行われにくい傾向があります。

しかし、MC-SR630Kは静音性の向上、ブラシ性能の改良、センサー精度の向上など、細かな部分で着実に進化しています。「からまないブラシ」の性能向上により、髪の毛やペットの毛が絡まりにくくなっている点は、日々の使用で実感できるメリットです。

良い口コミ
・15年ぶりのパナ2台目購入で、1台目も今だ現役ですが2台目は軽くて吸引力抜群で満足
・MC-SR36Gから最新モデルに買い換えたが、前の機種と比較してモーターが静穏で驚いた
・ゴミも絡まないように改良されていた
・10年ぶりにパナソニックの前の物から買い替えたが、軽くなり、吸い込みも強くなり満足
・ローラブラシにペットの毛が絡まないので、手入れが楽で購入して良かった。ヘッドの動きも軽く操作性に満足
・「からまないブラシ」は優秀

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まとめ：MC-SR640KとMC-SR630Kの違い

MC-SR640KとMC-SR630Kは、どちらもパナソニックの「ダブルメタル プチサイクロン」シリーズとして、約2年間お手入れ不要という画期的な技術と、髪の毛が絡まりにくい「からまないブラシ」を搭載した高性能なサイクロン式キャニスター掃除機です。

両モデルの主な違いは、センサー機能の進化度、ブラシの性能、ノズルの軽量化、LEDライトの搭載位置、付属品、そして価格の6つです。

MC-SR640Kは、最新の「スゴ取れセンサー」による自動パワーアップ機能や、親ノズルへのLEDライト搭載、200gの軽量化など、より快適で確実な掃除を実現する機能が充実しています。

一方、MC-SR630Kは、基本性能はMC-SR640Kと同等でありながら、3,680円安く、ホース掛けも付属しているため、コストパフォーマンスを重視する方に最適です。

掃除の効率性や確実性を最優先し、最新機能を活用したい方にはMC-SR640Kがおすすめです。
一方、価格を抑えつつ、基本性能がしっかりしていれば十分という方には、MC-SR630Kが賢い選択になります。

どちらを選んでも、軽量で使いやすく、長期間にわたって高い吸引力を維持できる優れた掃除機です。

ぜひ、ご自身の掃除スタイルや予算に合わせて、最適な一台を選んでみてください。

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