こんにちは、テクらくです。
東芝の高機能CDラジオ「TY-ANX3」と「TY-ANX2」、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?
まず結論からお伝えすると、
両モデルの基本性能はほぼ同じですが、TY-ANX3には4つの重要な違いがあります。
- ハイレゾ音源対応(FLAC/WAV 96kHz/24bit)の有無
- Bluetooth受信音源のSD/USB録音機能の有無
- Bluetoothバージョン
- 価格
それぞれどんな人におすすめ?
- ハイレゾ音源を高音質で楽しみたい方
- スマートフォンなどに保存している音楽ファイルをSD/USBに保存したい方
- 最新モデルを使いたい方
- 少しでも価格を抑えたい方(約1,139円安い)
- CD、ラジオ、MP3再生ができれば十分な方
- 実績のあるモデルを選びたい方
それでは詳しくみていきましょう。
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スペック比較表
まずは両製品のスペックを一覧で確認しましょう。基本的な機能はほぼ同じですが、音源対応と録音機能に違いがあります。
| 項目 | TY-ANX3 | TY-ANX2 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年10月 | 2021年11月 |
| 価格(2025年10月23日時点、価格.com調べ) | 12,997円 | 11,858円 |
| Bluetoothバージョン | Ver.5.3 | Ver.4.2 |
| ハイレゾ音源対応 | ○(FLAC/WAV 96kHz/24bit) | ×(MP3/WMAのみ) |
| Bluetooth録音機能 | ○(SD/USBに録音可能) | × |
| 音質モード | FLAT/ROCK/JAZZ/CLASSIC | FLAT/ROCK/JAZZ/CLASSIC |
| ネオジウムスピーカー | ○ | ○ |
| 語学学習機能 | ○ | ○ |
| タイマー録音 | ○(最大10件) | ○(最大10件) |
| スリープタイマー | ○(最大120分) | ○(最大120分) |
| サイズ(幅×高さ×奥行) | 310×151×69mm | 310×151×69mm |
| 重量 | 約1.2kg | 約1.2kg |

スペック表を見る限り基本性能はほぼ同じですね。違いは音源対応と録音機能だけなので、自分の使い方に合わせて選べば失敗しません。
違いを説明:TY-ANX3とTY-ANX2
それでは、TY-ANX3とTY-ANX2の違いを詳しく見ていきましょう。購入の決め手になるポイントを、重要な順に解説していきます。
違い① ハイレゾ音源対応の有無
音質にこだわりたい方にとって、最も気になるポイントがこのハイレゾ対応です。
TY-ANX3の最大の進化ポイントは、ハイレゾ音源(FLAC/WAV 96kHz/24bit)に対応したことで、より高音質な音楽体験が可能になりました。
TY-ANX2はMP3やWMAといった一般的な音源しか再生できませんでしたが、TY-ANX3ではハイレゾ音源をSD/USBから再生できるようになりました。
ハイレゾ音源は、CDよりも情報量が多く、繊細な音の表現が可能です。クラシック音楽や語学学習で細かい音を聴き取りたい方、音質にこだわりたい方には大きなメリットとなります。
ただし、ハイレゾ音源を楽しむには専用の音源ファイルが必要です。普段からMP3しか使わない方には、この機能の恩恵は少ないでしょう。

ハイレゾ音源を持っているなら迷わずTY-ANX3がおすすめです。
でも持っていないなら、無理に選ぶ必要はありません。CDやMP3で十分という方も多いはずです。
違い② Bluetooth録音機能の有無

音楽配信サービスを日常的に使っている方には、この機能が便利です。ただし、音質にこだわる方は少し注意が必要かもしれません。
TY-ANX3には、Bluetoothで受信した音源をSD/USBに録音できる機能が新たに搭載されました。
これにより、スマートフォンに保存されている音楽ファイル(自分で取り込んだMP3など)を本体に送信し、SD/USBに保存できます。
Wi-Fi環境がない場所や、通信量を気にせず音楽を楽しみたいときに便利な機能です。
ただし、録音音質はMP3(~192kbps)に制限されるため、音質の劣化は避けられません。
また、口コミでは「おまけ程度の機能」との声もあり、この機能だけで購入を決めるほどではないかもしれません。

テクらくコメント:じるはずです。でも音質重視の方には物足りないかもしれません。使い方次第ですね。
違い③:Bluetoothバージョンの違い
Bluetoothのバージョンアップは数字上の変化ですが、実際の使用感ではどうでしょうか。購入の決め手にはならないかもしれませんが、一応確認しておきましょう。
TY-ANX3ではBluetoothのバージョンが「Ver.4.2」から「Ver.5.3」に向上しました。
新しいバージョンでは、通信距離の延長や省電力化などの性能向上がありますが、実際の使用感ではほとんど差を感じないレベルです。
どちらの機種も見通し通信距離は10mで変わらないため、この違いは気にしなくて良いでしょう。

Bluetoothバージョンの違いはほとんど気にしなくてOKです。日常使いで差を感じることはまずありません。
価格差について
最後に気になる価格についてです。わずか1,000円ちょっとの差をどう考えるか、が選択のポイントになりそうです。
2025年10月23日時点の価格.comでの最安値は、
・TY-ANX3:12,997円
・TY-ANX2:11,858円
価格差は約1,139円と小さく、ハイレゾ対応とBluetooth録音機能を考えると、コストパフォーマンスは悪くありません。
ただし、TY-ANX2はTY-ANX3の発売に伴い在庫限りとなっており、今後入手が難しくなる可能性があります。

1,000円ちょっとの差なら新機能が欲しい方はTY-ANX3を選んでも後悔しないと思います。
逆に、安く買いたいならTY-ANX2も十分魅力的ですが、在庫状況を確認してから購入するのが安心ですね。
両製品の共通の特徴
ここからは、TY-ANX3とTY-ANX2に共通する魅力をご紹介します。どちらを選んでも、これらの充実した機能が使えるのは嬉しいポイントです。両製品とも東芝の技術が詰まった、完成度の高いCDラジオです。
高音質を実現するネオジウムスピーカー

両製品とも、フェライト磁石の10倍以上の磁力を持つネオジウム磁石を採用したスピーカーを搭載しています。
これにより、コンパクトなボディながら、透明感があり厚みのある音質を実現しています。
実際の口コミでも「このサイズにしては音質がしっかりしている」「高音の伸びが自然」と評価されています。
4つの音質モード(FLAT/ROCK/JAZZ/CLASSIC)を搭載しており、音楽ジャンルや気分に合わせて最適な音質を選べます。
たとえば、ジャズを聴くときは「JAZZ」モード、ロックを聴くときは「ROCK」モードに切り替えることで、それぞれのジャンルに適した音質バランスで楽しめます。クラシック音楽では「CLASSIC」モードにすると、繊細な音の表現が引き立ちます。
語学学習でニュースや英会話教材を聞く場合は「FLAT」モードが人の声を聞き取りやすく、おすすめです。
語学学習に最適な充実機能
ワンタッチサーチ(±3秒/10秒)、11段階のスピードコントロール、A-Bリピート、レジューム機能など、語学学習に便利な機能が満載です。
聞き取りにくい部分を繰り返し学習できる仕組みが整っており、「語学学習に強い味方」との声も多数あります。
内蔵マイクで自分の発音をSD/USBに録音して確認することもできます。
スピードコントロールは0.5倍速から1.5倍速まで11段階で調整可能なため、初心者は遅めの速度で聞き取り練習をし、慣れてきたら徐々に速度を上げるといった使い方ができます。
A-Bリピート機能を使えば、聞き取れなかった部分だけを何度も繰り返し再生できるため、効率的な学習が可能です。
レジューム機能により、電源を切っても前回の続きから再生できるため、毎回頭から再生し直す手間が省けます。
Bluetooth送受信機能
スマートフォンの音楽をワイヤレスで再生できるだけでなく、本体で再生しているCDやラジオの音をBluetoothスピーカーやイヤホンに送信できます。
AMラジオの電波が届きにくい部屋でも、受信の良い窓際に本体を置き、Bluetoothで室内のスピーカーに送信すれば、どこでもクリアな音声を楽しめます。
たとえば、リビングではラジオの電波が入りにくいけれど、窓際なら電波が入るという場合、本体を窓際に設置してBluetoothイヤホンで聞けば、リビングのどこにいてもクリアな音声でラジオを楽しめます。
また、夜遅くに音楽を聴きたいときは、Bluetoothイヤホンに送信すれば、家族を起こさずに楽しめます。
便利な録音・再生機能
ラジオのタイマー録音機能により、最大10件まで予約録音が可能です。
SDカードとUSBメモリー間のデータコピーが本体で可能なため、PCを介さず手軽にデータを管理できます。
スリープタイマー(最大120分)も搭載されており、就寝前のリラックスタイムにも最適です。
タイマー録音機能は、平日の朝7時のニュース番組、夜10時の音楽番組など、よく聞く番組を曜日と時間で設定しておけば、自動で録音してくれます。録音した番組は後からゆっくり聞けるため、忙しい朝でも大丈夫です。
SD⇔USB複製機能は、CDからUSBメモリに音楽をコピーしたり、SDカードのデータをUSBメモリにバックアップしたりする際に、パソコンを起動せずに本体だけで完結できるため、非常に便利です。
ユーザーの口コミと評判
実際に購入された方の生の声をご紹介します。良い点も気になる点も、しっかり確認しておきましょう。楽天市場や価格.comなどのECサイトに寄せられたリアルな声を集めました。
TY-ANX3の口コミ・評判
気になる口コミ
楽天市場のレビューでは、以下のような気になる口コミがありました。
- 「FMの感度は期待したほど良くはありません。なんとか工夫して75Ωの外部アンテナを繋げて凌いでいますが、ロッドアンテナでは良い結果は期待できません」
- 「色がホワイトが欲しかった。画像みた限りでは、全部白色だと思って購入したが、前面のみ色がシルバーだった。リモコンも白色が欲しかったが、届いたのはシルバー色だった」
- 「音はそこそこだと、普通に良いです。小型な分相応です」
FMの受信感度については、設置場所を工夫することで改善できるケースが多いようです。窓際に置くなど、電波の入りやすい場所を探してみると良いでしょう。
カラーについては、公式サイトの画像をよく確認してから購入すると安心です。前面パネルはシルバー系の色になっています。
音質については、コンパクトなCDラジオとして考えれば十分という評価が多数です。
良い口コミ
楽天市場や価格.comのレビューでは、以下のような良い口コミが多数寄せられています。
- 「大きさも手頃で使いやすい製品だと思います。機能も豊富で操作ボタンも多いですが慣れれば大丈夫だと思います」
- 「CDの回転音はとても静かです。全く気になりません。またFMラジオからSDやUSBへの録音もワンタッチで行えるので大変便利です」
- 「USBで聞くのに、いちいちPC使わなくてもいいので、凄くべんりです」
- 「良い音でCDを聴きたく購入しました。満足しています」
- 「国産メーカーが安心なのと、USB、SDも使える機能で選びました。思っていたより軽くてコンパクト」
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TY-ANX2の口コミ・評判
TY-ANX2も高い評価を得ています。実績のあるモデルだけに、安心感がありますね。価格.comや楽天市場のレビューから、実際の使用感を確認しましょう。
気になる口コミ
価格.comのレビューでは、以下のような気になる口コミがありました。
- 「機能が多いのでボタンが小さめですが、いつもフルに全ての機能を使うわけでもないので慣れてしまえば問題ないです」
- 「FMではステレオになるまで少し時間がかかります」
- 「リモコンも小さくてやや使い辛いのが現状です」
操作性については、多機能ゆえの課題という意見が多く、慣れれば問題ないという声が大半です。リモコンは付属していますが、本体での操作も十分可能なため、大きな支障にはならないようです。
FMのステレオ受信については、電波状況によって差があるため、設置場所を工夫することで改善できます。
良い口コミ
価格.comや楽天市場のレビューでは、以下のような良い口コミが多数寄せられています。
- 「CDやラジオだけでなく、Bluetooth・SD・USB・外部入力のソースがたくさんあり、とても良く十分なCDデッキです」
- 「イコライザーは4種類あり、私はFLATではイマイチだったのでROCKに設定しています」
- 「パソコンで録音したCD-Rの再生は、音とび等発生することなく問題なく再生できました」
- 「総評としては、買って良かったです」
- 「音質や多機能面で非常に満足しています。特にBluetooth機能やUSB・SDカードへの録音・再生機能が充実しており、様々な用途に対応できる点が魅力です。
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まとめ:TY-ANX3とTY-ANX2の違い
TY-ANX3とTY-ANX2、どちらも高機能で音質の良いCDラジオです。
大きな違いはハイレゾ音源対応とBluetooth録音機能の2つだけで、価格差は約1,139円と小さいです。
ハイレゾ音源を楽しみたい方や、音楽配信サービスの楽曲を保存したい方にはTY-ANX3がおすすめです。
一方で、基本的なCDラジオ機能で十分な方や、少しでも価格を抑えたい方にはTY-ANX2が最適です。
ただし、TY-ANX2はTY-ANX3の発売に伴い在庫限りとなっており、今後入手が難しくなる可能性があります。購入を検討している方は、在庫状況を確認しながら早めの決断が良いかもしれません。
どちらを選んでも、語学学習やラジオ録音、Bluetooth再生など、日常生活を豊かにする機能が充実しており、満足度の高い買い物になるはずです。

正直どちらを選んでも後悔しない出来だと思います。新機能が欲しいか、価格を抑えたいか、それだけで決めてOKです。テクらくなら、1,000円ちょっとの差なら新しいTY-ANX3を選びますね。
ただし、価格は販売店や在庫状況で変動するので、購入前に最新の価格をチェックするのがおすすめです!
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