こんにちは、テクらくです。
パナソニックのナノケアドライヤー「EH-NA9M」と「EH-NA0K」、どちらを選べばいいか迷っていませんか?
結論からお伝えしますと、EH-NA9MとEH-NA0Kの主な違いは以下の7つです。
- ナノイー技術
- 付属ノズル
- ヘアカラー退色抑制
- 風量
- 本体サイズ
- 重量
- 価格
それぞれをおすすめする方は・・・
- 価格を抑えたい人(約5,000円節約)
- 基本的なナノケア機能で十分な人
- ノズルは1種類あれば十分な人
- コストパフォーマンスを重視する人
- ヘアカラーや白髪染をしていて退色を抑えたい人
- 朝の寝ぐせ直しに時間がかかっている人
- 髪の内側までしっかり保湿ケアしたい人
- 付属ノズルを使い分けたい人
- 最新の高浸透ナノイー技術を体験したい人
それでは詳しくみていきましょう。
╲基本機能は十分。コスパで選ぶならコレ/
╲ヘアカラー派なら、この差は大きい/
スペックの比較表
次に、両モデルのスペックを一覧で見てみましょう。同じナノケアシリーズとはいえ、風量や本体サイズ、重さ、付属ノズルの種類など、細かな違いがいくつもあります。
| 項目 | EH-NA9M | EH-NA0K(上位モデル) |
|---|---|---|
| 電源方式 | 交流式 | 交流式 |
| 温風温度 | 約95℃(TURBO/HOT・室温30℃のとき) | 約95℃(温風モード/HOT時・室温30℃のとき) |
| 風量 | 1.5㎥/分(TURBOのとき) | 1.6㎥/分(風量【強】のとき) |
| 電源コード長さ | 約1.7m | 約1.7m |
| 本体寸法 | 高さ22.1×幅16.1×奥行7.4cm | 高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm |
| 質量 | 約580g(セットノズル含まず) | 約550g(セットノズル含まず) |
| ナノイー技術 | ナノイー | 高浸透ナノイー |
| 機能 | ナノイー、ミネラル、マイナスイオン、静電気抑制、ナノイーイオンチャージPLUS、UVケア | 高浸透ナノイー、ミネラル、マイナスイオン、静電気抑制、ナノイーイオンチャージPLUS、UVケア、ヘアカラー・白髪染の退色抑制 |
| 速乾ノズル | 別売/オプション | 根元速乾ノズル付属 |
| 搭載モード | 温冷リズム/毛先集中ケア/スカルプ/スキン | 温冷リズム/スカルプ/スキン/毛先集中ケア |
| 消費電力 | 1200W | 1200W |
| 付属品 | セットノズル | ナイトキャップノズル、セットノズル、根元速乾ノズル |
| 価格(2025年12月14日時点、価格.com調べ) | 25,124円 | 30,300円 |

表を見て分かる通り、EH-NA0Kは「幅1.3cm細く、30g軽く、風量0.1㎥多く、付属ノズル2つ多い」という違いがあります。数字だけ見ると地味ですが、毎日使う道具だからこそ、この差が積み重なっていきます。
特に「高浸透ナノイー」と「ヘアカラー退色抑制」は、EH-NA0K独自の機能なので、カラーリングしている方には見逃せないポイントです。
違いを詳しく説明
スペック表の全体像を押さえたところで、ここからはEH-NA9MとEH-NA0Kの「主な違い」に絞って見ていきます。
細かい数値よりも、実際の使い心地や仕上がりに影響しやすいポイントにフォーカスして解説していきます。
①ナノイー技術の違い(最重要)

EH-NA0Kは「高浸透ナノイー」を搭載しており、髪の内側まで水分を浸透させることができます。
キューティクルのわずかな間から入り込み、髪の表面のみでなく髪の内側にまでうるおいを与える技術です。
一方、EH-NA9Mは従来型の「ナノイー」を搭載しています。
こちらも髪に水分を与える効果はありますが、主に髪の表面のケアに特化しています。
公式サイトによると、高浸透ナノイーは従来のナノイーと比べて髪内部まで浸透し、内側まで水分が行き届き、なめらかな手触りになるとされています。
実際の口コミでも「乾かした瞬間から手触りが全然違う」「しっとりサラサラになる」という声が多く、高浸透ナノイーの効果を実感している人が多数います。
②ヘアカラー・白髪染の退色抑制機能

EH-NA0Kのみに搭載されている重要な機能が、ヘアカラーや白髪染の退色抑制です。
高浸透ナノイーが髪に浸透してキューティクルを引き締めることで、カラー剤の流出を防ぎ、色持ちを良くしてくれます。
ヘアカラーや白髪染を定期的にしている方にとっては、サロン代の節約にもつながる嬉しい機能です。
EH-NA9Mにはこの機能がないため、カラーリングをしている方はEH-NA0Kの方がおすすめです。
③付属ノズルの違い

EH-NA0Kには、ナイトキャップノズル、セットノズル、根元速乾ノズルの3種類が付属しています。
特にナイトキャップノズルは、夜のケアで翌朝の寝ぐせを抑える効果があり、朝のスタイリング時間を大幅に短縮できます。
EH-NA9Mには、セットノズルのみが付属しており、速乾ノズルは別売です。
ノズルを使い分けて多様なヘアケアをしたい方は、EH-NA0Kの方が便利です。
④価格差
2025年12月14日時点の価格.com調べでは、
- EH-NA9M:25,124円
- EH-NA0K:30,300円
約5,000円の価格差があります。
この約5,000円の差で、高浸透ナノイー技術、ヘアカラー退色抑制機能、3種類の付属ノズル、より強い風量が手に入ります。
ヘアカラーをしている方や朝のスタイリング時間を短縮したい方には、十分価値のある投資と言えるでしょう。
自分の髪質やライフスタイルに当てはめながら読んでいくと、「この違いならこっちが自分向きかも」とイメージしやすくなるはずです。

「高浸透ナノイー」と「付属ノズルの違い」が、EH-NA0Kに追加でお金を払うかどうかを決める分かれ目になりそうだと感じています。
価格差だけを見るのではなく、「毎日の仕上がりの満足度」にどこまで投資するかを考えると、選びやすくなりますよ。
共通の特徴について
ここまで違いを中心に見てきましたが、実はEH-NA9MとEH-NA0Kには「共通して優秀なポイント」もたくさんあります。
どちらを選んでもナノケアらしい仕上がりはしっかり手に入るので、まずは共通の魅力を押さえておくと安心です。
ナノケア技術で髪をいたわる

どちらのモデルもパナソニック独自のナノイー技術を搭載しており、髪に水分を与えながら乾かせます。
ナノイーとは、空気中の水分を微細化した水分たっぷりのイオンのことで、キューティクルに浸透して髪のうねりを抑制し、なめらかな指通りへ導いてくれます。
紫外線ダメージやブラッシングなどの摩擦ダメージからも髪を守ってくれるので、使い続けることで髪の健康を保つことができます。
4つの多彩なモード

両モデルとも、温冷リズムモード、毛先集中ケアモード、スカルプモード、スキンモードの4つのモードを搭載しています。
温冷リズムモードは、温風と冷風を自動で交互に切り替えることで、髪のくせをのばし、ツヤツヤでしなやかな髪に仕上げます。
毛先集中ケアモードは、毛先のまとまりを高めてくれます。
スカルプモードは、地肌にやさしい約60℃の風で心地よくドライし、健やかな地肌を保ちます。
スキンモードでは、顔にナノイーとミネラル・マイナスイオンを届けることで、肌のうるおいを保つことができます。
速乾ノズルで時短ドライ
パナソニック独自の速乾ノズルは、強弱差のある風を起こし、濡れて密着している毛束をほぐしながら乾かすため、乾燥性に優れています。
EH-NA0Kは根元速乾ノズルが付属、EH-NA9Mは別売ですが、どちらも利用可能です。
スマートセンシングで快適ドライ
風温センサーと環境温度センサーが環境や使い方を検知し、自動で風温をコントロールします。
暑い時期には温風の熱さを低減し、快適に髪を乾かすことができます。
この共通部分を読んで、「どちらを選んでも大きな失敗はしにくい」と感じられたら、あとは違いの部分で自分に合う方を選ぶだけです。

ナノケアシリーズは「とにかく安さ重視」のドライヤーとは別物だと感じています。ある程度の価格はしますが、髪や地肌、肌までまとめてケアできることを考えると、美容家電としてはかなりバランスがいいポジションだと思います。
ユーザーの口コミ・評判
カタログスペックだけでは分かりにくいのが、実際の使い心地や満足度です。
ここでは、EH-NA9MとEH-NA0Kそれぞれの口コミを整理して、「買った人がどんなところに満足・不満を感じているか」を見ていきます。
EH-NA9Mの口コミ
まずは、EH-NA9Mに寄せられている口コミを見ていきます。
気になる口コミ
・音は確かに大きめですが、速乾力がすごいです。
・ちょっと重い。
・速乾というほどでもなく、ドライヤー後の髪のパサつきは変わらずです(髪の問題とも思います)
このような声もありますが・・・
音は製品の性能(風量・速乾性)と比例するため、使用中はドライ時間が短縮されることで音の大きさは気になりにくくなることが多いです。
重さはややあるものの、スタイリング時の安定感やデザインが工夫されており、毎日使うには十分耐えられる重量です。
髪の状態や使用環境によって効果は個人差があり、パサつきは髪質や洗い方にも影響されるため、継続使用で改善する場合があります。
良い口コミ
・乾くのも早いし潤うし、もっと早く購入すれば良かったと思いました。
・バサバサの髪が使用後はサラサラになりました。
・音は確かに大きめですが、速乾力がすごいです。髪の毛もサラサラになるのでナノイーさすがだなと思います。
・乾きが早い!寝癖がつきにくい!ツヤツヤになった!最高ですね。
・乾かすだけで艶々でさらり。こんなに違うんだねと満足の感想を貰いました。
╲基本機能は十分。コスパで選ぶならコレ/
EH-NA0K(上位モデル)の口コミ
まずはEH-NA0Kの口コミから、気になる声と良い声をそのままピックアップしてみます。
気になる口コミ
・片手で操作できない。電源ボタンがハンドルにあるのに、風量調節が機能部側にあって目視確認しながらでないと設定できない。
・電源入の状態の初期起動が最強風力のホットなので音が大きい。高音でキョーーッというような音。
・スイッチ入れたらまずMAX風量から始まる。びっくりする。
このような声もありますが・・・
操作性については最初は慣れが必要なものの、基本的には温冷リズムモードを使えば自動で温度調整してくれるので、頻繁にボタンを触る必要はありません。
音については風量が強いため仕方ない部分もあり、「離れるとそんなに聞こえない」「高音域の音なので思ったより気にならない」という声もあります。
初期風量が最大なのは速乾性を重視した設計で、大多数のユーザーは最大風量で使用するため、この仕様になっています。
良い口コミ
・風量が強くてすぐ乾く。前のドライヤーより3分くらい早く乾く。
・髪がツヤツヤサラサラになる。トリートメントなしでも指通りが良い。
・軽くて使いやすい。重心が持ち手に近いのでバランスが良い。
・翌朝の寝ぐせがつきにくくなった
・温度が低めで汗だくにならない
このように、両モデルともに「髪がサラサラになる」「乾くのが早い」という評価が目立ちます。
一方で、「音が大きめ」という声も共通していますが、これは風量が強い証拠でもあり、速乾性とのトレードオフと言えそうです。

「完璧なドライヤー」はないので、自分が何を優先するか(仕上がり?価格?軽さ?)を明確にしてから選ぶのがおすすめです。
口コミの「悪い点」も、使い方や髪質次第では気にならないこともあるので、「自分なら許容できそうか」という視点で読むと判断しやすくなりますよ。
╲ヘアカラー派なら、この差は大きい/
まとめ:EH-NA9MとEH-NA0Kの違い
ここまで、EH-NA9MとEH-NA0Kの違い・共通点・口コミを一通り見てきました。
最後に、どんな人がどちらを選ぶと満足しやすいかを、あらためて整理しておきます。
EH-NA9MとEH-NA0Kは、どちらもパナソニックの優秀なナノケアドライヤーですが、約5,000円の価格差には明確な機能差があります。
基本的なナノケア機能で十分という方や、予算を抑えたい方には、EH-NA9Mで十分満足できる性能を持っています。
高浸透ナノイーによる髪の内側までのケア、ヘアカラー退色抑制機能、ナイトキャップノズルによる寝ぐせ対策など、EH-NA0Kは最新技術が詰まった上位モデルです。
ヘアカラーや白髪染をしている方、朝のスタイリング時間を短縮したい方には、EH-NA0Kが断然おすすめです。
「なんとなく気になる」段階から一歩進んで、「自分にはどちらが合いそうか」がイメージできたら、そのタイミングが買い替えを具体的に検討する良いタイミングかもしれません。

「ヘアカラーをしている+毎日の仕上がりにこだわりたい」ならEH-NA0K、「ナノケアを試したいけれど予算も大事」ならEH-NA9M、という選び方がしっくり来ると感じています。
どちらを選んでも、いまより髪との付き合い方が少しラクになるはずなので、自分の優先順位に合わせて気持ちよく選んであげてくださいね。
╲基本機能は十分。コスパで選ぶならコレ/
╲ヘアカラー派なら、この差は大きい/
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