こんにちは、テクらくです。
パナソニックの人気サイクロン式掃除機「プチサイクロン」シリーズで、最新モデルのMC-SR44Kと型落ちモデルのMC-SR43Kで迷っている方も多いのではないでしょうか。
まず結論からお伝えすると、両モデルの主な違いは以下の8つです。
・からまないブラシPlus vs からまないブラシ
・スゴ取れセンサー vs クリーンセンサー
・アイドリングオフ機能の有無
・菌までふき掃除
・ホース掛けの有無
・総重量
・消費電力
・価格差
それぞれの製品をどのような人におすすめか、テクらくの視点でまとめると、
・最新のブラシ機能で、より確実に髪の毛の絡まりを防ぎたい
・ブラシを水洗いして清潔に保ちたい
・微細なハウスダストを自動で検知し、パワーアップしてほしい
・少しでも軽い掃除機を使いたい
・最新モデルにこだわりたい
・省エネ機能(アイドリングオフ)を重視したい
・収納時の利便性(ホース掛け)が欲しい
・コストパフォーマンスを重視したい
・基本性能で十分満足できる
・節約したい
それでは詳しくみていきましょう。
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スペックの比較表
両モデルの詳細な仕様を一覧で確認していきましょう。
項目 | MC-SR44K(新型) | MC-SR43K(型落ち) |
---|---|---|
発売日 | 2025年10月31日 | 2025年5月30日 |
価格(2025年10月8日、価格.com調べ) | 39,600円 | 34,299円 |
集じん方式 | ダブルメタルサイクロン | ダブルメタルサイクロン |
集じん容量 | 0.25L | 0.25L |
吸込仕事率 | 190~約60W | 190~約60W |
消費電力 | 710~約250W | 720~約250W |
発見センサー | スゴ取れセンサー | クリーンセンサー |
アイドリングオフ機能 | – | ○ |
ブラシ | からまないブラシPlus(水洗い可能) | からまないブラシ |
菌までふき掃除 | × | ○(マイナスオンで静電除去) |
本体質量(標準質量) | 2.6kg(4.0kg) | 2.6kg(4.2kg) |
運転音 | 62~約59dB | 62~約59dB |
本体寸法(幅×奥行×高さ) | 238×327×290mm | 238×327×290mm |
コード長さ | 5m | 5m |
捕じん性能 | 0.3μm以上を約99.9% | 0.3μm以上を約99.9% |
付属品 | ワンタッチ手元ブラシ、2WAYノズル | ワンタッチ手元ブラシ、2WAYノズル、ホース掛け |

基本性能はほぼ同じで、違いは主に便利機能に集約されています。スペック表を見る限り、どちらを選んでも掃除の基本性能に不満が出ることはなさそうです。吸込仕事率も運転音も同じなので、安心して選べますね。
違いを詳しく解説
ここからは、6つの違いを重要度の高い順に詳しく見ていきましょう。
1. からまないブラシPlusへの進化(最重要)

MC-SR44Kでは、「からまないブラシPlus」に進化し、V字構造とリブによって髪の毛の除去性能がさらに向上しました。
従来のMC-SR43Kが2つに分かれたブラシ構造だったのに対し、新型では内部のリブで髪の毛をそぎ落とす仕組みに変更されています。
さらに重要な改良点として、ブラシが水洗い可能になりました。汚れや細かいホコリが付着しても、水で洗い流せるため、清潔に保ちやすくなっています。
MC-SR43Kのからまないブラシも髪の毛が99%以上絡まないと実証されていますが、水洗いができない点が唯一の違いです。

長い髪の毛がある家庭やペットを飼っている方には、この進化は大きなメリットです。ブラシの水洗いができることで、より長く清潔に使えるのは嬉しいですね。ただ、MC-SR43Kも髪の毛が絡まない性能は十分高いので、水洗いにこだわらなければ型落ちでも満足できそうです。
2. センサー機能の違い

MC-SR44Kに搭載された「スゴ取れセンサー」は、約20μmの微細なハウスダストを検知し、ゴミが多い場所では自動で吸引力をパワーアップします。
一方、MC-SR43Kの「クリーンセンサー」も同じく約20μmまでのゴミを検知してランプでお知らせしてくれます。
MC-SR43KもAUTO運転時にはゴミが多いと自動で吸引力がアップする機能があります。
つまり、両モデルともAUTO運転を選択すれば、自動でパワー調整してくれるという点では同じです。
ただし、MC-SR44Kの「スゴ取れセンサー」は、掃除が終わると消灯することで取り残しを防ぐという、より進化した機能が追加されています。

AUTO運転(MC-SR43Kの場合)を使えば、両モデルとも自動でパワー調整してくれるので、基本的な使い勝手に大きな差はなさそうです。MC-SR44Kの消灯機能は「掃除の終わり」が分かりやすくて便利ですが、この機能差だけで約5,301円多く払うかは迷うところですね。
3. アイドリングオフ機能の有無
MC-SR43Kには「アイドリングオフ機能」が搭載されており、ヘッドが床から3~5秒離れていると自動的に運転が停止します。
床に戻すと運転を再開するので、省エネ効果が期待できます。しかし、MC-SR44Kではこの機能が省かれています。
この機能は、家具を移動させる際や、ちょっと作業を中断する際に、いちいちスイッチを切らなくても自動で止まってくれる便利な機能です。省エネにもなりますし、排気も止まるので、ホコリの巻き上げを防げます。

省エネ機能として魅力的ですし、電気代の節約にもなります。ただし、頻繁にヘッドを持ち上げる掃除スタイルの方には、いちいち停止するのが煩わしく感じる可能性もあります。使い方によって評価が分かれる機能です。
4. 菌までふき掃除機能の有無

MC-SR43Kには「菌までふき掃除」機能が搭載されていますが、MC-SR44Kの公式仕様ページにはこの機能の記載がありません。
この機能は、プラスに帯電したハウスダストや菌をマイナスイオンで床面から引きはがす仕組みです。
これにより、吸引力に加えて静電的除去効果も得られ、まるで拭き掃除をしたような仕上がりになります。
この点は、MC-SR43Kの優位点の一つです。
5. ホース掛けの有無
MC-SR43Kには収納時に便利な「ホース掛け」が付属していますが、MC-SR44Kには付属していません。ホース掛けがあることで、収納時にホースをすっきりまとめられ、見た目もスマートになります。
収納スペースが限られている方や、掃除機をクローゼットに立てて収納する方には、この付属品があると便利です。
6. 総重量の軽量化
MC-SR44Kは標準質量が4.0kgと、MC-SR43Kの4.2kgより200g軽量化されています。
本体質量は両モデルとも2.6kgと同じですが、付属品を含めた総重量に差があります。
200gは、だいたいリンゴ1個分程度の重さです。日常的に階段を上り下りする方や、長時間掃除をする方にとっては、少しでも軽いほうが負担が減ります。
7. 消費電力
MC-SR44Kの最大消費電力は710Wで、MC-SR43Kの720Wより10W削減されています。
これは、1時間使っても約0.3円の差にしかならず、年間で計算しても大きな節約にはなりません。
8. 価格差
2025年10月8日時点の価格を価格.comで調べると、
- MC-SR44K:39,600円
- MC-SR43K:34,299円
約5,301円の価格差があります。この差額をどう見るかは、上記の機能差をどれだけ重視するかによって変わってきます。

約5,301円の価格差をどう見るかがポイントですね。
ブラシの水洗いや自動パワーアップ機能に魅力を感じるなら新型、アイドリングオフやホース掛けを重視するなら型落ちという選び方が賢明だと思います。
共通の特徴について
両モデルに共通する優れた機能についても確認しておきましょう。
両モデルは多くの優れた機能を共有しており、どちらを選んでも基本的な性能に大きな差はありません。ここでは、購入の決め手になる共通機能をご紹介します。
ダブルメタルサイクロンで約2年間お手入れ不要
最大の共通点は「ダブルメタルサイクロン」構造です。
ステンレスガードでの一次分離と、8気筒遠心分離ユニットによる二次分離により、約2年間にわたって本体内部のお手入れが不要とされています。
この設計により、長期間にわたって吸引力が持続します。
これは、1日3.2gという厳しい条件下でのテストでも風量の持続性が99%以上を維持した実績に基づいています。
フィルターレスで水洗いできて清潔
フィルターレス設計により、ダストボックスは丸ごと水洗いができ、清潔を保ちやすいのも大きな魅力です。
従来のサイクロン掃除機は、プリーツフィルターのお手入れが必須で、洗浄・乾燥に手間がかかり、乾燥不足によるカビの原因にもなり得ますが、両モデルはフィルター交換のコストも発生しません。
軽量2.6kgで取り回しがラク
本体質量は両モデルとも2.6kgと軽量で、女性や高齢者でも楽に扱えます。
キャニスター掃除機としては非常に軽い部類に入り、階段の上り下りや部屋間の移動も負担になりません。
親子ノズルでノズル交換不要
「親子ノズル」は両モデルに共通の便利機能で、子ノズルが内蔵されており、ペダル操作で切り替え可能です。
ソファの隙間やカーテンレールの上など、届きにくい場所の掃除がノズル交換なしで簡単にできます。この機能により、掃除中にいちいちアタッチメントを探したり交換したりする手間が省けます。
自走式パワーノズルで軽い力で掃除できる
自走式パワーノズルも共通機能です。
ヘッドが自動で前に進んでくれるため、軽い力で掃除ができます。
従来の掃除機のように、重いヘッドを力任せに押す必要がなく、手首や肘への負担が軽減されます。
SIAA抗菌加工で清潔に使える
SIAA抗菌加工認証を取得した手元グリップとホースハンドルにより、清潔な操作感を保てる点も共通しています。
毎日手で触れる部分だからこそ、抗菌加工は嬉しい配慮ですね。
高い集じん性能で微細なホコリもキャッチ
集じん性能は両モデルとも0.3μm以上を約99.9%捕集する高い能力を持っており、微細なハウスダストもしっかりキャッチします。
運転音も両モデルとも62~約59dBと静かで、マンションやアパートでも時間を気にせず掃除ができます。

共通機能だけでも十分に高性能な掃除機だと感じます。特にダブルメタルサイクロンによる2年間お手入れ不要という点は、忙しい日常で大きな助けになりそうです。フィルターレスでダストボックスを丸洗いできるのも、衛生面を重視するテクらくとしては高ポイントです。親子ノズルも実用的で、家具の下や高い場所の掃除が楽になりそうですね。
商品についてのユーザーの口コミ・評判
実際の使用者の声も参考にしていきましょう。
MC-SR44Kの口コミ
MC-SR44Kは2025年10月下旬発売予定のため、まだ実際の使用者による口コミは投稿されていません。価格.comでも「発売前のためクチコミは投稿できません」との表示になっています。
発売後の評価ポイントとして注目されるのは以下の点です。
・からまないブラシPlusの実際の効果はどうか
・ブラシの水洗いメンテナンスは本当に簡単か
・スゴ取れセンサーの反応の良さと精度
・自動パワーアップ機能の実用性
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MC-SR43Kの口コミ
MC-SR43Kについては、実際の使用者から多くの口コミが寄せられています。
気になる口コミ
・「クリーンセンサーのLEDが延長管先端からハンドルのみに変更され、前モデルの部品が使えない」「使用していたMC-SR37G-Nのホースや延長管、子ノズルをMC-SR43Kに接続できたが、LEDがハンドル部分のみになり、ナビライトがなくなった」
・「収納時に本体の持ち手がなく、運びにくい」「ホースを接続した後、本体を運ぶ際に持ち手がなく、横にした状態で運ばなければならず、不便」
・「コード式なので、自由度が低い」「コード式であるため、自由度に多少の不便さは感じる」
これらの気になる点について、テクらくの視点でフォローしますと、
LEDの位置変更は、お手入れの簡便性を極めるための設計変更と考えられます。主要なセンサー情報をハンドルに集約することで、構造をシンプル化し、ダブルメタル思想と整合性を持たせています。一方で、旧モデルのアタッチメントを流用できる点は、互換性の高さを示しており、パナソニック製品の堅牢な設計の証です。
持ち手がない点は、2.6kgという軽量設計により、メーカーが「常に片手で持ち運ぶ」ことを想定した設計の結果です。軽量ゆえに持ち手がなくても問題ないと判断されたのでしょう。対策としては、一度ホースを外して取り回し、運搬後に再接続する方法が現実的です。
コード式については、確かにコードレス掃除機に比べて行動範囲が制限されます。しかし、その代償として、吸引力が安定しています。コードレスはバッテリー駆動のため、充電が減ると吸引力も落ちますが、MC-SR43Kは電源に接続しているため、カーペットなどの頑固なゴミを長時間、安定した強力吸引力で吸引できます。つまり、「不便さ」と「安心感」のトレードオフです。
良い口コミ
・「吸引力が良く、猫毛が絡まない」「吸引も良く、回転ブラシも猫毛で絡まない。すぐ掃除が終わって助かる」
・「ペットの毛が絡まない」「1週間ほど使用して、本当に1本もゴミがなかった」
・「フィルターレスで、ごみ箱の丸洗いが可能」「フィルターレスで、ごみのカップなども丸洗いできるとのことなので、その点も気に入っている」
・「ヘッドが自走式で、一緒に掃除している感覚」「ヘッドが大きくて、先に進んでくれる。一緒に掃除している感覚」
・「音が静かなので良かった」

からまないブラシの効果は実際のユーザーからも非常に高く評価されていますね。特にペットを飼っている方や長い髪の毛がある家庭では、この機能は本当に助かりそうです。テクらくも髪が長いので、ブラシに絡まらないのは大きな魅力です。フィルターレスでお手入れが簡単な点も、忙しい日常では重要なポイントですね。
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まとめ:MC-SR44KとMC-SR43Kの違い
最後に、どちらを選ぶべきかをまとめていきます。
MC-SR44KとMC-SR43Kは、どちらも「からまないブラシ」と「ダブルメタルサイクロン」による優れたお手入れ性を持つ掃除機です。
基本的な掃除性能に大きな差はないため、どちらを選んでも満足できる製品です。
選び方のポイントとしては、以下のように整理できます。
・最新のブラシ水洗い機能と自動パワーアップ機能を重視するならMC-SR44K
・省エネ機能(アイドリングオフ)と収納の利便性(ホース掛け)を重視するならMC-SR43K
・約5,301円を節約してコストパフォーマンスを優先するならMC-SR43K
・最新モデルにこだわりがあり、少しでも軽い掃除機が欲しいならMC-SR44K
・衛生面を重視し、「菌までふき掃除」機能を求めるなら MC-SR43K
新型MC-SR44Kは、ブラシの水洗い機能とスゴ取れセンサーによる自動パワーアップが魅力ですが、型落ちMC-SR43Kも基本性能は十分高く、アイドリングオフ機能、ホース掛け、菌までふき掃除」機能という独自の利点があります。
実際の使用者の口コミを見ても、MC-SR43Kは高く評価されており、特にからまないブラシの効果は実証済みです。
ペットの毛が「1本も絡まらなかった」という声や、「フィルターレスでお手入れが簡単」という評価は、日常使いでの満足度の高さを物語っています。
どちらを選んでも、従来の掃除機にはない「お手入れのしやすさ」と「吸引力の持続性」を実感できるはずです。
自分の掃除スタイルや予算、重視する機能を考えて、ベストな選択をしてください。長く使う家電だからこそ、後悔しない選択をしたいですね。
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