こんにちは、テクらくです。
パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-LX127EL」と「NA-LX127DL」、どちらを選ぶか迷っていませんか?
結論から言うと、主な違いは以下の7つです。
・ダウンジャケットコース
・はっ水回復コース(ELはダウンロード必要)
・スマホアプリ予測精度
・省エネ性能
・汚れはがし剤対応コース数
・付属品
・価格
それぞれの製品をおすすめする人は?
・ダウンジャケットやコートを頻繁に洗いたい人
・省エネ性能を重視し、長期的な電気代削減を考える人
・最新機能を使いたい人
・スマホアプリでより正確な終了時刻を知りたい人
・はっ水回復コースをすぐに使いたい人
・初期費用を抑えつつ高性能を求める人
・汚れはがし剤をお試しで使ってみたい人
それでは詳しくみていきましょう。
なお、型式末尾の「L」は左開き、「R」は右開きを表しており、基本性能に違いはありません。設置場所に合わせてお選びください。
この記事では便宜上「L」型式で統一して説明しています。
╲アウターも、毎日の洗濯も。全部まとめて、スマート家事へ。/
\型落ち品は在庫限り!お早めにご購入を検討ください/
スペックの比較表
まずは両製品の主要な仕様を一覧で確認してみましょう。パッと見ただけでも、いくつかのポイントで違いがあることが分かります。
項目 | NA-LX127EL(新型) | NA-LX127DL(型落ち) |
---|---|---|
価格(税込) | 約348,480円 | 約255,420円 |
発売日 | 2025年10月1日 | 2024年10月1日 |
洗濯・乾燥容量 | 12kg・6kg | 12kg・6kg |
ダウンジャケットコース | あり | なし |
はっ水回復コース | ダウンロード必要 | 本体標準搭載 |
終了時刻クラウド予測 | 精度向上 | 従来性能 |
消費電力量(標準乾燥) | 800Wh | 890Wh |
汚れはがし剤対応コース | 5コース | 3コース |
付属品(汚れはがし剤) | なし | お試し用300mL付属 |
排水ホース | 切り取り式 | 伸縮式 |
排水方向 | 左・右・後方・真下 | 左・右・後方・真下 |
※価格は2025年9月3日、価格.com調べ

基本的な容量は同じですが、価格差が約9万円もあります。この差に見合う価値があるかどうか、細かく見ていく必要がありますね。
家電選びでは、自分の生活スタイルに本当に必要な機能かどうかが決め手になります。
違いを詳しく説明
ここからは、購入を検討する上で特に重要な違いを、優先度の高い順番で解説していきます。どのポイントがご自身の生活に当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
ダウンジャケットコースの有無(最重要な違い)

NA-LX127ELには業界初の「ダウンジャケットコース」が標準搭載されています。
これまでもダウンジャケットは家庭で洗えましたが、「手洗いコースでいいのか」「デリケートコースの方がいいのか」と迷うことが多かったのではないでしょうか。
専用コースがあることで、調べたり迷わずに簡単に洗えるのが大きなメリットです。
ゴールドウイン監修のもと開発されたこのコースは、ダウンの偏りを防ぎながらふんわりと仕上げます。
クリーニングやコインランドリーに出す手間や費用を考えると、頻繁にアウターを洗う方には価値があります。
一方、NA-LX127DLにはダウンジャケットコースがありません。
ダウンを洗う機会が少ない方や、従来通りの方法で問題ない方には影響しないでしょう。

冬になるとダウンジャケットは毎日のように着るもの。私自身、「これって家で洗えるのかな?」と毎回ラベルを確認していたのですが、専用コースがあると本当に安心です。
クリーニング代を考えると、頻繁に着る方なら価値はありそうです。
はっ水回復コースの使いやすさ

アウトドアウェアの機能回復に使う「はっ水回復コース」の搭載方法が異なります。
NA-LX127DL(型落ち)は本体に最初から搭載されているため、購入後すぐに使えます。
レインコートやスポーツウェアの撥水性をリフレッシュしたい時に便利です。
NA-LX127EL(新型)では、スマホアプリ「スマホで洗濯」からダウンロードする必要があります。
使用頻度が低い機能のため本体容量を節約し、その分を新しいダウンジャケットコースに割り当てたと考えられます。

はっ水回復コースは年に数回使う程度だと思うので、ダウンロードで対応できるなら個人的には問題ないかなと感じます。ただ、すぐに使いたい方には型落ちの方が便利ですね。
スマホアプリ「終了時刻クラウド予測」の精度向上

スマホ連携機能の「終了時刻クラウド予測」の精度が異なります。
NA-LX127ELでは、終了時刻クラウド予測の正確性がアップしています。
従来の洗濯機のように運転開始時に決まった時間で表示されるのではなく、AIがより正確な終了時刻を予測してくれます。
この機能は「次の予定に間に合うか知りたい」といった場合に便利で、帰宅時間や外出予定に合わせた洗濯計画が立てやすくなります。
NA-LX127DLでは従来の性能となり、新型ほどの予測精度はありません。

予測精度の向上は地味ですが実用的ですね。私もスマホアプリで「あと何分で終わるかな?」と確認することが多いので、より正確になるのは嬉しい改良だと思います。
省エネ性能の向上
電気代が気になる方にとって重要なポイントです。家計に直接関わる部分なので、しっかりと確認しておきましょう。
NA-LX127ELは標準乾燥モードの消費電力量が800Whで、NA-LX127DLの890Whより90Wh(約10%)削減されています。
月30回使用した場合の電気代差額(電気代を31円/kWhとして計算)
・月額差:90Wh × 30回 × 31円/1000Wh = 約84円
・年間差:約1,000円
9万円の価格差を電気代で回収するには約90年かかるため、省エネ効果だけで購入を決めるのは現実的ではありません。

省エネ効果は確かにありますが、価格差を考えると電気代節約だけでは元を取れませんね。それでも、長期的に見れば環境に優しいという意味では価値があると思います。光熱費が上がっている今の時代、少しでも節約できるのは嬉しいポイントです。
汚れはがし剤対応コースの充実
花王と共同開発した「汚れはがし剤」は、頑固な汚れに効果的な洗剤です。
対応するコースが増えることで、より多くの場面で活用できるようになります。
・NA-LX127EL:おまかせ、省エネ、わが家流、毛布、ナイトの5コース
・NA-LX127DL:おまかせ、省エネ、わが家流の3コース
毛布やナイトコースでも汚れはがし剤が使えるようになったことで、夜間洗濯や大物洗いでもしつこい汚れに対応できます。
付属品の違い
購入時に付属する汚れはがし剤の有無が異なります。
初回購入時のコスト面で違いがあるポイントです。
NA-LX127DLには汚れはがし剤(300mL)がお試し用として付属しています。
汚れはがし剤は通常価格で500円程度するため、まずは試してみたい方にはメリットがあります。効果を実感できれば継続購入を検討できます。
NA-LX127ELには付属していないため、別途購入が必要です。
価格差(約9万円)
最も気になるのは価格差でしょう。この大きな差額に見合う価値があるかどうかが、購入の決め手になります。
2025年9月3日時点の価格を価格.comで調べると、
- NA-LX127EL:約348,480円
- NA-LX127DL:約255,420円
約9万円の差があります。
・ダウンジャケットコースの開発・搭載費用
・省エネ性能向上のための技術改良
・新機能追加によるコスト増
年間のクリーニング代やコインランドリー利用頻度を考慮して判断することが重要です。

9万円の差は確かに大きいですが、ダウンジャケットを頻繁にクリーニングに出す方なら数年で元は取れそうです。
家電は長く使うものなので、ライフスタイルに合わせた判断が大切ですね。私なら、この9万円で他に欲しい家電があるかどうかも考慮に入れて決めると思います。
共通の特徴について
ここまで違いを見てきましたが、両製品とも基本的な高性能は共通しています。
どちらを選んでも、現在の洗濯環境から大幅にグレードアップできることは間違いありません。
大容量&コンパクト設計

洗濯12kg、乾燥6kgの大容量でありながら、幅60.4cmのコンパクト設計で設置場所を選びません。
家族4人分の1週間の洗濯物もまとめて処理できます。
マンションの洗面所でも設置しやすいサイズ感が魅力的です。
トリプル自動投入

液体洗剤、柔軟剤、汚れはがし剤(またはおしゃれ着洗剤)の3種類を自動投入できます。
洗剤の計量や投入忘れがなくなり、忙しい朝の時短に大きく貢献します。
特に共働き世帯には重宝する機能で、洗剤を切らしてしまう心配もなくなります。
温水スゴ落ち泡洗浄

約15℃~60℃の温水と濃密な泡で、皮脂汚れや食べこぼし、汗染みまでしっかり落とします。
従来のタテ型洗濯機では落ちにくかった頑固な汚れも、温水の力で繊維の奥から除去できます。
白いシャツの黄ばみも目に見えて改善されます。
はやふわ乾燥ヒートポンプ

大風量のヒートポンプ乾燥により、衣類をふんわりと仕上げます。
シワや縮みを抑えながら、タオルはボリューム感のある仕上がりに。
梅雨時期や花粉の季節も室内干しの必要がありません。乾燥後の衣類の手触りの良さに驚かれる方が多いです。
スマホ連携機能
「スマホで洗濯」アプリで外出先からの操作や進捗確認が可能です。
終了時刻のクラウド予測機能により、帰宅時間に合わせて洗濯を完了させられます。
天気予報と連携した通知機能も便利で、突然の雨でも洗濯計画を調整できます。
静音設計
洗濯時32dB、脱水時41dB、乾燥時46dBの低騒音設計で、夜間や早朝の使用でも近隣に迷惑をかけません。
マンションやアパート住まいの方も安心して使えます。深夜電力を活用した節約洗濯も気兼ねなくできます。
清潔機能
自動槽洗浄・乾燥機能で洗濯槽内を清潔に保ちます。
また、抗菌加工されたハンドルやドアパッキンで、細菌の繁殖を抑制します。洗濯槽のカビ対策にも有効で、長期間清潔に使用できます。

これらの共通機能だけでも十分に高性能ですね。どちらを選んでも洗濯から乾燥までの家事負担を大幅に軽減できると思います。特に自動投入機能は、一度使うと手放せなくなる便利さがあります。
商品についてのユーザーの口コミ・評判
実際の使用感を知るために、ユーザーの声を確認してみましょう。
NA-LX127EL(新型)の口コミ
NA-LX127ELは2025年10月1日発売予定のため、まだ実際の使用者による口コミはありません。発売後に実際のユーザー評価が蓄積されることになります。
╲アウターも、毎日の洗濯も。全部まとめて、スマート家事へ。/
NA-LX127DL(型落ち)の口コミ
実際に使用している方々の声をご紹介します。購入を検討する際の参考になさってください。
気になる口コミ
・はっ水回復コースは便利だが、使用頻度は低い
・汚れはがし剤のお試しはすぐになくなり、追加購入が必要
・新型と比べて省エネ性能が劣るのが気になる
このような声もありますが・・・
はっ水回復コースやお試し用汚れはがし剤は「あれば便利」な機能で、コストパフォーマンスの良さが最大のメリットです。
基本的な洗浄・乾燥性能は新型とほぼ同等で、9万円の価格差を考えると非常にお得な選択肢です。
省エネ性能の差も、実際の電気代に与える影響は限定的です。
良い口コミ
・価格と性能のバランスが excellent
・乾燥性能が素晴らしい。タオルがふわふわに仕上がる
・トリプル自動投入で洗濯が本当にラクになった
・12kgの大容量で家族の洗濯物をまとめて処理できて助かる
・温水洗浄で汚れ落ちが格段に向上した

型落ちモデルでも基本性能の高さは十分に評価されていますね。特にコストパフォーマンスの良さを評価する声が多いのが印象的です。家電選びでは、最新機能よりも実用性を重視する方が多いことが分かります。
\型落ち品は在庫限り!お早めにご購入を検討ください/
まとめ:NA-LX127ELとNA-LX127DLの違い
パナソニックNA-LX127ELとNA-LX127DLの比較をここまで詳しく見てきました。最終的な購入判断の参考として、改めて整理してみましょう。
約9万円という価格差には、明確な機能差があります。
最も大きな違いは「ダウンジャケットコース」の有無で、これがご自身の生活に必要かどうかが判断の分かれ目となります。
それぞれの製品をおすすめする人は?
NA-LX127EL(新型)を選ぶべき人
・ダウンジャケットやコートを月2回以上洗う方
・冬の外出が多く、アウターのメンテナンスを重視する方
・最新機能と省エネ性能を重視し、長期使用を前提とする方
・家族にアレルギーがあり、こまめな洗濯が必要な方
・新しいもの好きで、最新技術を体験したい方
・スマホアプリでの洗濯管理を重視する方
NA-LX127DL(型落ち)を選ぶべき人
・コストパフォーマンスを最重視する方
・ダウンジャケットを着る機会が少ない方
・基本的な高性能があれば十分と考える方
・9万円の差額を他の家電や生活費に使いたい方
・実績のある製品で安心して使いたい方
もし迷われているなら、以下の質問に答えてみてください。
1. 年間でダウンジャケットを洗う回数は何回くらいですか?
2. コインランドリーやクリーニング店に行く手間をどれくらい負担に感じますか?
3. 9万円の価格差を何年で回収したいですか?
4. 最新機能に対してどれくらい価値を感じますか?
年間10回以上ダウンジャケットを洗う方なら、NA-LX127ELの価値は十分にあります。一方、年数回程度なら、NA-LX127DLでも十分満足できるでしょう。
どちらを選んでも、トリプル自動投入、温水洗浄、ヒートポンプ乾燥など、家事を劇的にラクにする機能は共通して使えます。
現在お使いの洗濯機からのグレードアップ効果は、どちらを選んでも十分に実感できるはずです。
重要なのは、ご自分のライフスタイルと価値観に合った選択をすることです。最新機能に魅力を感じる方もいれば、コストパフォーマンスを重視する方もいる。どちらも正しい選択です。
╲アウターも、毎日の洗濯も。全部まとめて、スマート家事へ。/
\型落ち品は在庫限り!お早めにご購入を検討ください/