こんにちは、テクらくです。
三菱電機の本炭釜シリーズ、新型のNJ-BW10Hと型落ちのNJ-BW10G、価格差が7.5万円以上もあるので、どちらを選ぶべきか本当に悩みますよね。
炊飯器選びで失敗したくない方のために、両製品の違いを徹底的に調べました。
結論から言うと、両機種の主な違いは
新型NJ-BW10Hで追加された「玄米冷凍」と「ダイズライス」の2つの機能です。
基本的な炊飯性能は全く同じなので、これらの機能が必要でなければ型落ちのNJ-BW10Gで十分だと思います。
それぞれどんな人におすすめかまとめてみました。
- 玄米を冷凍保存して食べることが多い
- ダイズライスなど健康志向の食材を試したい
- 最新機能にこだわりたい
- 基本的な炊飯性能で満足
- コストパフォーマンスを重視したい
- 5万円の価格差を他の家電や趣味に回したい
それでは詳しくみていきましょう。
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スペック比較表
購入前に必ずチェックしたいのが、両製品の詳細なスペック比較です。一見似ているように見える2つのモデルですが、実際に表で比べてみると違いがはっきりと見えてきます。
| 項目 | NJ-BW10H（新型） | NJ-BW10G（型落ち） |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年5月30日 | 2024年5月21日 |
| 炊飯容量 | 5.5合 | 5.5合 |
| 内釜 | 本炭釜 紬 | 本炭釜 紬 |
| 炊飯機能 | 連続沸騰、八重全面加熱 | 連続沸騰、八重全面加熱 |
| 銘柄対応 | 50銘柄 | 50銘柄 |
| 玄米冷凍モード | あり | なし |
| ダイズライス | あり | なし |
| 低温調理 | ◯ | ◯ |
| 最大消費電力 | 1400W | 1400W |
| サイズ | 幅26.1×奥31.5×高25.7cm | 幅26.1×奥31.5×高25.7cm |
| 重量 | 5.7kg | 5.7kg |
| 価格（2025年6月時点） | 約145,000円 | 約70,000円 |
表を見ると分かりますが、本当に新機能2つ以外はほぼ同じスペックです。この違いをどう評価するかがポイントですね。
新型で追加された機能の詳細
新型を検討している方が最も気になるのは、追加された機能が本当に価値があるのかという点でしょう。ここでは、NJ-BW10Hで新たに搭載された2つの機能について、実用性の観点から詳しく解説します。
玄米冷凍モード
新型NJ-BW10Hで新たに追加された「玄米冷凍」モードは、玄米をまとめて炊いて冷凍保存する人には嬉しい機能です。
このモードで炊いた玄米は、冷凍してからレンジで再加熱しても炊き立てのような美味しさが楽しめるとのこと。
玄米は白米よりも炊飯に時間がかかるので、まとめて炊いて冷凍保存する人が多いんですよね。そんな方には価値のある機能だと思います。
ダイズライス対応
もう一つの新機能が「ダイズライス」への対応です。
ダイズライスは大豆をお米のように加工した食材で、高たんぱく・低糖質で注目されています。糖質は通常のお米と比べて86%もカットされているそうです。
お米に混ぜて炊くことで、大豆の甘みと歯ごたえのある食感が楽しめます。健康志向の方や糖質制限をしている方には魅力的な機能ですね。
消費電力量の微調整
新型では消費電力量もわずかに変更されています。
炊飯時は1.3Wh増加、保温時は0.4Wh減少していますが、電気代にすると1回あたり約0.04円の差なので、実用上は気にする必要はありません。
玄米を頻繁に食べる方やダイエット中の方には魅力的な機能追加ですが、使用頻度を考えると価格差が大きいのが正直なところです。
両製品共通の魅力的な特徴
どちらのモデルを選んでも手に入る、三菱電機本炭釜シリーズの優れた基本性能をご紹介します。これらの機能だけでも、毎日の食事が格段に美味しくなることは間違いありません。
本炭釜による高火力炊飯
両製品の最大の特徴は、炭素材を削り出した「本炭釜 紬」を使用していることです。
この内釜は職人が約100日かけて手作りで仕上げており、IHとの相性が抜群。
大火力で一気に加熱することで、まるでかまど炊きのような粒立ちの良い「もち×あま」ごはんが炊き上がります。
内釜の厚さは10mmと業界最厚級で、熱をしっかりと蓄えて均一に伝えるため、炊きムラが少ないのも嬉しいポイントです。
連続沸騰技術で冷めても美味しい
三菱電機独自の連続沸騰技術により、大火力で一気に温度を上げて連続した沸騰をキープします。
圧力を加えない炊飯方式なので、一粒一粒の保水膜を守り、冷めても美味しいごはんを実現しています。
お弁当や冷凍保存したごはんも、炊き立てに近い美味しさが楽しめるのは本当に助かりますよね。
全国50銘柄対応の銘柄芳潤炊き
全国50銘柄のお米それぞれの個性を引き出す「銘柄芳潤炊き」機能も魅力的です。
コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれなど、お米の銘柄に合わせて最適な炊き方を自動で調整してくれます。
さらに「炊分け名人」機能では、ねばり3通り×かたさ5通りの計15通りの食感に炊き分けることができるので、家族それぞれの好みに合わせられます。
少量炊きと時短モード
0.5合から炊ける「少量名人」機能は、一人暮らしや夫婦2人暮らしの方には特に重宝します。少量でも美味しく炊けるので、食べきれずに余らせる心配がありません。
忙しい時には「うま早」モード（0.5合約28分/3合約29分）や「お急ぎ」モード（0.5合約19分/3合約24分）が便利。時短でも美味しさは妥協しない設計になっています。
低温調理機能でおかずも作れる
65℃～85℃の温度設定ができる低温調理機能も両製品に搭載されています。
サラダチキンや鶏チャーシューなど、ヘルシーなおかずも簡単に作れるので、一台二役の活躍をしてくれます。
お手入れ簡単
洗い物は内釜と内ぶたの2点のみというシンプル構造で、お手入れがとても楽です。
内釜には100万回洗米ハードコートが施されているので、毎日洗っても塗装が剥がれにくく、長く使えます。
抗菌ふた開きボタン（SIAA認定）も採用されており、衛生面でも安心です。
基本性能の高さは本当に素晴らしいです。特に少量炊きと低温調理機能は、少人数の家庭にはとても魅力的。お手入れの簡単さも家事ラクの観点から高評価です。
実際のユーザー口コミ・評判
購入を決める前に、実際に使っている人の生の声を聞くのが一番参考になりますよね。ここでは、両製品の口コミを良い点・気になる点に分けて詳しくご紹介します。
NJ-BW10H（新型）の口コミ
新型は発売から約1週間しか経っていないため、実際の使用レビューはまだ少ない状況です。
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NJ-BW10G（型落ち）の口コミ
まずは【気になる口コミ】から紹介します。
- 価格が高めで購入をためらった
- 本体が重いので移動が大変
- 液晶画面が小さくて見づらい時がある
価格については確かに高級炊飯器の部類に入りますが、その分の機能と品質は十分に納得できる内容だと思います。
重さについては、しっかりとした作りの証拠でもありますし、頻繁に移動させるものでもないので、それほど気にならないのではないでしょうか。
次は、【良い口コミ】をみてみましょう。
- 粒立ちが良く、もちもちした食感で本当に美味しい
- 炊き込みご飯も具材の味が引き立って絶品
- 少量でも美味しく炊けるので一人暮らしにも最適
- デザインがスタイリッシュでキッチンに映える
- 操作パネルがシンプルで使いやすい
- 冷凍したごはんもパサつかず、炊き立てに近い美味しさ
- 低温調理でサラダチキンが簡単に作れて便利
- 内釜と内ぶただけ洗えばいいので掃除が楽
型落ちの評判は本当に良いですね。
新型はまだ発売直後なので実際の口コミはないですが、基本性能は同じなので安心感はあります。価格面が気になりますね。
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まとめ：NJ-BW10HとNJ-BW10Gの違い
NJ-BW10HとNJ-BW10Gの違いを詳しく比較してきましたが、購入判断のポイントは明確になったでしょうか。
新型NJ-BW10Hで追加されたのは「玄米冷凍」と「ダイズライス」の2つの機能で、基本的な炊飯性能は全く同じです。
この2つの機能に約75,000円の価値を感じるかどうかが選択の分かれ道になります。
玄米を頻繁に食べて冷凍保存することが多い方や、ダイズライスなどの健康志向食材を積極的に取り入れたい方には新型がおすすめです。
一方で、基本的な炊飯性能で十分満足できる方には、コストパフォーマンスに優れた型落ちのNJ-BW10Gがおすすめです。
どちらを選んでも、三菱電機の本炭釜による美味しいごはんと便利な機能を存分に楽しめることは間違いありません。
特に少量炊きや低温調理機能、お手入れの簡単さは、忙しい毎日をラクにしてくれる頼もしい機能です。
個人的には、型落ちのNJ-BW10Gで十分だと思います。
浮いた7.5万円で他の家電を充実させる方が、トータルでの家事ラク度は高くなりそうです。
ただし、健康志向が強い方には新型の魅力も理解できます。ご自身のライフスタイルと予算に合わせて、後悔のない選択をしてくださいね。
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