こんにちは、テクらくです。
JBL から新発売された「TOUR PRO3」と「TOUR PRO2」、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
両モデルを比較したところ、主な違いは、音質とノイズキャンセリング性能の向上です。
- デュアルドライバー搭載(PRO3)
- ノイズキャンセリング2.0(PRO3)
- LDAC対応で高音質化(PRO3)
- バッテリー44時間(PRO3)vs 40時間(PRO2)
- AURACAST(PRO3)
- 価格差:約19,000円
- 充電ケース
- カラーバリエーション
- 発売日
それぞれがおすすめなのは・・・
- 音質にこだわりを持っている方
- 最新の機能を求める方
- ビジネス用途で使用する方
- コストパフォーマンスを重視する方
- 持ち運びを重視する方
- 音楽を楽しむ一般ユーザー
本文ではより詳しく、「TOUR PRO3」と「TOUR PRO2」の違いや、機能・特徴・魅力をお伝えしています。
▼Pro3:革新的ケースと卓越した音質、次世代の聴覚体験▼
▼Pro2:スマートケースで操る、至高のサウンド体験▼
スペックの詳細比較
2つのモデルの違いを一目で分かるように、主要な仕様を表にまとめました。選び方の参考にしてください。
仕様 | TOUR PRO 3 | TOUR PRO 2 |
---|---|---|
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|
発売日 | 2024年10月 | 2023年3月 |
価格 | 40,900円(税込) | 約20,000円(税込) |
ドライバー | デュアルドライバー(BA+10mmダイナミック) | 10mmダイナミックドライバー |
ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC 2.0 | ハイブリッドANC 1.0 |
防水性能 | IPX5 | IPX5 |
バッテリー持続時間(本体) | 最大10時間 | 最大10時間 |
バッテリー持続時間(ケース込) | 最大44時間 | 最大40時間 |
急速充電 | 15分充電で4時間使用 | 15分充電で4時間使用 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
LDAC対応 | ○ | × |
AURACAST | ○ | × |
マルチポイント接続 | ○ | ○ |
空間サウンド | ○(ヘッドトラッキング付) | ○ |
カラーバリエーション | ブラック、ラテ | ブラック、シャンパンゴールド、聴色 |
販売状況 | 販売中 | 生産完了(流通在庫のみ) |
9つの重要な違いを徹底解説
TOUR PRO3とTOUR PRO2、一見似ているように見えるこの2つのモデルですが、実は重要な違いがあります。音質から価格まで、9つのポイントで詳しく比較してみましょう。
音質の違い(デュアルドライバーとLDAC対応)

引用元:楽天市場
最も大きな違いは音質面での進化です。
TOUR PRO3では新たにデュアルドライバーを採用し、高音質コーデックのLDACにも対応。
より繊細で豊かな音楽表現が可能になりました。一方のTOUR PRO2も、JBLならではの力強いサウンドが特徴です。
機能 | TOUR PRO 3 | TOUR PRO 2 |
---|---|---|
ドライバー構成 | デュアルドライバー(BA+10mmダイナミック) | 10mmダイナミックドライバー単体 |
音質コーデック | LDAC対応(最大990kbps) | 標準コーデック |
音域特徴 | 繊細な高音域と力強い低音を両立 | 力強い低音、中音域に強み |
空間音響 | 空間サウンド+ヘッドトラッキング | 空間サウンド |
LDACとは、ソニーが開発した音声圧縮技術で、従来のBluetoothオーディオコーデックと比べて約3倍の情報量を伝送できます。
・最大990kbpsの高速データ転送
・96kHz/24bitの高解像度音源に対応
・より細かな音の表現が可能
・原音に近い音質を実現具体的な違い
・楽器の音色がより自然に
・音の重なりがクリアに分離
・空間的な広がりを感じやすい
・繊細な余韻まで表現
ただし、LDACの性能を活かすには、再生機器(スマートフォンなど)もLDAC対応である必要があります。Android 8.0以降のスマートフォンの多くはLDACに対応していますが、iPhoneは非対応となっています。
ノイズキャンセリング性能
ノイズキャンセリング機能も大きく進化しました。TOUR PRO3では環境に応じて自動で最適化される新機能を搭載。より快適な使用感を実現しています。
機能 | TOUR PRO 3 | TOUR PRO 2 |
---|---|---|
ANC方式 | ハイブリッドANC 2.0 | ハイブリッドANC 1.0 |
特徴 | リアルタイム補正機能付き | 標準的なANC機能 |
調整機能 | 環境に応じた自動最適化 | 基本的な調整が可能 |
外乱対策 | 風切り音対策強化 | アンビエントサウンド機能 |
AURACAST™で広がる新しい音楽体験
TOUR PRO3は、Bluetooth最新規格の機能「AURACAST™」に対応しています。これは、1台の送信機から複数のBluetooth機器に同時に音声を送信できる新しい機能です。
AURACASTの主な用途
・家族でテレビ視聴
→それぞれが好みの音量で楽しめる
・公共施設での情報受信
→駅や空港のアナウンスを直接受信
・多言語イベントでの活用
→同時通訳の音声を受信可能
・友人との音楽共有
→1台のスマートフォンから複数人で音楽を楽しめる
AURACASTのメリット
・遅延が少ない高品質な音声伝送
・簡単な接続手順
・省電力での動作
・多人数での同時視聴が可能
なお、AURACAST™機能を利用するには、送信側の機器もAURACAST™に対応している必要があります。この機能は今後、様々な場面での活用が期待されています。
充電ケース
充電ケースは両モデルともスマートタッチディスプレイを搭載していますが、TOUR PRO3ではさらに使いやすく進化。新たにトランスミッター機能も追加されました。
機能 | TOUR PRO 3 | TOUR PRO 2 |
---|---|---|
ディスプレイ | 大型スマートタッチ | コンパクトスマートタッチ |
操作性 | より見やすく詳細な設定可能 | 基本操作に対応 |
特殊機能 | トランスミッター機能搭載 | なし |
充電方式 | ワイヤレス充電対応 | ワイヤレス充電対応 |
バッテリー持続時間
バッテリー性能は両モデルとも十分な持続時間を確保。TOUR PRO3はケース込みでわずかに長持ちする程度で、実用的な差はほとんどありません。
項目 | TOUR PRO 3 | TOUR PRO 2 |
---|---|---|
本体持続時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
ケース込み総時間 | 最大44時間 | 最大40時間 |
急速充電 | 15分で4時間使用可能 | 15分で4時間使用可能 |
充電方式 | ワイヤレス対応 | ワイヤレス対応 |
価格と付属品
JBL TOUR PRO 3
- 最安価格:38,610円(税込)
- 楽天市場価格:40,900円(税込)
JBL TOUR PRO 2
- 最安価格:19,477円(税込)
- セール価格も見られ、一部店舗では生産完了に伴う在庫処分価格となっています。
付属品は両モデルとも同じ内容で、保証期間も1年間と変わりません。TOUR PRO3の価格差は、主に音質面での進化に対するものと言えるでしょう。
カラーバリエーション
JBL TOUR PRO 3とTOUR PRO 2のカラーバリエーションは以下の通りです。
TOUR PRO 3
・ブラック
・ラテ
TOUR PRO 2
・ブラック
・シャンパンゴールド
・聴色(ゆるしいろ)- 日本限定カラー
TOUR PRO 2は3色展開で日本限定カラーもあるのに対し、TOUR PRO 3は2色展開となっています。
発売日
TOUR PRO 3:2024年10月3日発売
TOUR PRO 2:2023年3月10日発売
※現在は生産完了モデル(流通在庫のみ)
両モデルの発売時期は約1年半の差があり、TOUR PRO 3は前モデルの進化版として位置づけられています。
TOUR PRO 2は発売から高い評価を受け、特に日本では世界最速かつ最多の出荷台数を記録しました。
実際のユーザーの口コミと評判
JBL TOUR PRO 3の口コミと評判
まずは気になる口コミからご紹介します。
- 価格が高い(42,900円)
- 充電ケースが大きく重い
- フィット感が人によって合わない
このような口コミも見受けられますが、使い方を工夫することでポジティブな体験に変えられる可能性があります。
- 「価格が高い(42,900円)」の声には…
→セール時や下取りキャンペーンを利用すれば抑えられます。音質重視の方なら価格以上の価値があります。 - 「充電ケースが大きく重い」との声には…
→デュアルドライバー搭載による進化の証です。多機能な分、サイズは大きくなっていますが、バッグやポーチには十分収まります。 - 「フィット感が人によって合わない」との声には…
→付属の異なるサイズのイヤーチップや、フォームチップを試すことで9割の方は解決できます。
次に、良い口コミをご紹介します。
- デュアルドライバー採用で音質が大幅に向上
- ノイズキャンセリング2.0の性能が優秀
- 通話品質が向上し、風切り音も軽減
- LDAC対応で高音質再生が可能
- バッテリー持続時間が向上(最大44時間)
▼Pro3:革新的ケースと卓越した音質、次世代の聴覚体験▼
JBL TOUR PRO 2の口コミと評判
こちらも、気になる口コミからご紹介します。
- 高音域の解像度がやや物足りない
- LDACなどの高音質コーデック非対応→基本的な音質は十分で、AAC/SBCコーデックでも良好
- 接続が不安定になることがある
これらの声に対しては以下のようなフォローの意見も多く見られます。
- 「高音域の解像度がやや物足りない」の声には…
→低音・中音域は十分な性能があり、一般的な音楽視聴では問題ありません。 - 「LDACなどの高音質コーデック非対応」との声には…
→基本的な音質は十分で、AAC/SBCコーデックでも良好な音質を実現しています。 - 「接続が不安定になることがある」との声には…
→アプリのアップデートや再ペアリングで改善できる場合が多いです。
次は、良い口コミをご紹介します
- JBLらしい力強い低音が特徴
- スマートタッチディスプレイの使い勝手が良い
- 装着感が快適で長時間使用可能
- ノイズキャンセリングの性能が高い
- バッテリー持続時間が長い(最大40時間)
▼Pro2:スマートケースで操る、至高のサウンド体験▼
使用シーン別おすすめモデル
日常生活のさまざまなシーンで活躍するワイヤレスイヤホン。状況に応じて、どちらのモデルが適しているのか、具体的に見ていきましょう。
通勤・通学時
混雑した電車やバスでも快適に使えるのが両モデルの特徴です。
・電車での使用→両モデルとも◎
ノイズキャンセリングで周囲の騒音を効果的にカット
・バスでの使用→両モデルとも◎
揺れの多い環境でも安定した装着感を維持
・歩行中→TOUR PRO2
コンパクトで持ち運びやすく、アンビエントサウンドモードで周囲の音も確認可能
仕事・学習時
集中したい時や、オンライン会議での使用に最適です。
・オンライン会議→TOUR PRO3
6基のマイクとAIノイズ低減機能で、より明瞭な通話が可能
・デスクワーク→両モデルとも◎
長時間の装着でも疲れにくく、音楽を聴きながら作業に集中できる
・図書館→両モデルとも◎
静かな環境でも周囲を気にせず音楽や動画を楽しめる
音楽鑑賞
ジャンルによって、より適したモデルが異なります。
・クラシック→TOUR PRO3
デュアルドライバーとLDAC対応で、繊細な楽器の音色まで表現
・ロック・ポップス→両モデルとも◎
力強い低音と明瞭な中音域で、どちらも魅力的なサウンドを実現
・ジャズ→TOUR PRO3
空間表現が優れており、ライブ会場にいるような臨場感を体験可能
運動時
IPX5防水対応で、汗を気にせず使用できます。
・ジョギング→両モデルとも◎
安定した装着感で激しい動きにも対応
・ジム→両モデルとも◎
防水性能があり、汗をかいても安心
・ヨガ→両モデルとも◎
邪魔にならないコンパクトなデザイン
お手入れと保管方法
長く快適に使用するためには、適切なお手入れが欠かせません。以下のポイントを意識すると良いでしょう。
日常のお手入れ
・使用後は柔らかい布で拭く:汗や油分を取り除く
・イヤーチップは定期的に洗浄:月1回程度が目安
・充電端子の清掃を忘れずに:接触不良を防ぐ
・充電ケースの画面は傷つけないよう注意:柔らかい布で優しく拭く
保管時の注意点
・直射日光を避ける:劣化の原因になります
・湿気の多い場所を避ける:故障を防ぐため
・適度な充電状態を保つ:20-80%が理想的
・専用ケースに収納:傷や衝撃から保護
競合製品との比較
同価格帯の他社製品と比べると、JBLの2モデルには以下のような特徴があります。
・TOUR PRO3は音質で優位性:デュアルドライバーとLDAC対応が強み
・TOUR PRO2はコストパフォーマンスで優位性:基本性能の高さが魅力
・両モデルともスマートタッチディスプレイは独自機能:他社には見られない特徴
・ノイズキャンセリング性能は業界トップクラス:特にPRO3は最新技術を搭載
まとめ:どちらを選ぶべき?
両モデルを比較してみて、選び方のポイントが見えてきました。
- 音質にこだわりたい方→TOUR PRO3
デュアルドライバーとLDAC対応で、より繊細な音の表現が可能です。特にクラシックやジャズなど、繊細な表現が求められる音楽を楽しむ方におすすめです。 - コスパ重視の方→TOUR PRO2
基本性能は十分で、セール時なら更にお得に購入できます。日常的な音楽視聴やオンライン会議には十分な性能を備えています。 - 使い勝手重視の方→どちらも◎
両モデルとも直感的な操作が可能で、日常使いに便利です。
特にスマートタッチディスプレイは、使えば使うほど便利さを実感できる機能です。
結論として、「音質」と「予算」がポイントになりそうです。音質にこだわりがある方はTOUR PRO3、コスパを重視する方はTOUR PRO2がおすすめです。
▼Pro3:革新的ケースと卓越した音質、次世代の聴覚体験▼
▼Pro2:スマートケースで操る、至高のサウンド体験▼