こんにちは、テクらくです。
パナソニックのビストロシリーズから2025年9月に発売された「SR-X910D」と「SR-X710D」について、どちらを選ぶか迷っている方も多いのではないでしょうか。
どちらも「Wおどり炊き」や「ビストロ匠技AI」を搭載した高性能炊飯器ですが、約30,000円の価格差があります。
この価格差は一体何の違いから生まれるのでしょうか。今回は両製品を詳しく比較して、あなに最適な選択肢をご提案します。
まず結論からお伝えしますと、
- AI機能の精度
- 保温時間
- 銘柄炊き分け
- 食感炊き分け
- 内釜保証
それぞれをおすすめする人は・・・
・様々な銘柄のお米を細かく炊き分けたい方
・30時間の長時間保温を活用したい方
・AI機能の精度にこだわりたい方
・長期保証で安心して使いたい方
・基本性能が充実していれば満足な方
・約30,000円の価格差を重視する方
・シンプルな操作で十分な方
・コストパフォーマンスを最優先したい方
それでは詳しくみていきましょう。
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スペック比較表
詳細な仕様を一覧で確認できるよう、主要なスペックを比較表にまとめました。数値で見ると違いがより明確に分かりますよ。
項目 | SR-X910D | SR-X710D |
---|---|---|
炊飯容量 | 1.0L(0.5~5.5合) | 1.0L(0.5~5.5合) |
AI炊き方パターン | 約9,600通り | 約3,200通り |
銘柄炊き分け | 73銘柄 | 6銘柄 |
食感炊き分け | 13通り(ふつう、かため1-3、やわらか1-3、もちもち1-3、しゃっきり1-3) | 4通り(ふつう、かため、やわらか、もちもち) |
保温時間 | 30時間 | 24時間 |
内釜 | 遠赤ダイヤモンドプレミアムコート | 遠赤ダイヤモンドハードコート |
内釜保証 | 5年 | 3年 |
メニュー数 | 16メニュー | 13メニュー |
液晶 | フルドット液晶(反転バックライト) | 反転バックライト液晶 |
予約タイマー | 3メモリー | 2メモリー |
本体重量 | 6.8kg | 6.6kg |
外形寸法 | 28.6×30.0×22.9cm | 28.6×30.0×23.0cm |
価格(2025年8月時点) | 約99,000円 | 約69,300円 |

こうして比較表で見ると、基本的なサイズや容量は同じで、機能面での違いが価格差に反映されていることがよく分かりますね。
どの機能を重視するかで判断が分かれそうです。
5つの重要な違いを詳しく解説:SR-X910DとSR-X710D
ここからは、価格差約30,000円の根拠となる重要な違いを、影響度の高い順番に詳しくご説明していきます。
AI機能の精度の違い:約9,600通り vs 約3,200通り

最も大きな違いとなるのが、AI機能の精度です。
これが価格差の主要因といっても過言ではありません。
SR-X910Dは「リアルタイム赤外線センサー」を新搭載しており、炊飯中の温度・圧力・含水率をリアルタイムで検知します。
そして約9,600通りもの炊き方から最適解を選択してくれます。
一方、SR-X710Dは約3,200通りの炊き方パターンを持つ「ビストロ匠技AI」を搭載しています。十分高性能ですが、SR-X910Dと比べると細かな調整力に差があります。
実際の炊き上がりでは、特に古米でも約9%多く甘みを引き出せるのがSR-X910Dの強みです。

3,200通りでも十分すぎるほど高性能ですが、とことんこだわりたい方には9,600通りの選択肢は魅力的ですね。
古米を美味しく食べたい方には、明確な違いを感じられるはずです。
保温時間の違い:30時間 vs 24時間
日常使いで意外と重要なのが、保温機能の違いです。
SR-X910Dは「うるおいキープ保温30時間」、SR-X710Dは「うるおいキープ保温24時間」となっています。
どちらもごはんの残量に応じて温度を細かく調整し、乾燥や変色を抑えておいしさを保ちますが、6時間の差は働く世帯や食事時間が不規則な家庭では意外と重要なポイントになります。
銘柄炊き分けの対応数:73銘柄 vs 6銘柄
お米好きの方には特に気になる、銘柄への対応数も大きく異なります。
SR-X910Dは全国73銘柄に対応しており、それぞれの特性に合わせた炊き方を自動選択してくれます。コシヒカリ、ゆめぴりか、つや姫など、様々な銘柄を楽しみたい方には魅力的な機能です。
SR-X710Dは6銘柄対応となっており、基本的な銘柄は網羅していますが、地方の特産米や新品種には対応していない場合があります。

普段決まった銘柄しか買わない方なら6銘柄対応でも十分ですが、色々なお米を試してみたい方には73銘柄対応は嬉しい機能ですね。ふるさと納税でいろんなお米をもらう我が家には魅力的です。
食感炊き分けのバリエーション:13通り vs 4通り
家族の好みに合わせた食感調整機能にも違いがあります。
SR-X910Dは13通りの食感炊き分けが可能です。「かため1-3」「やわらか1-3」「もちもち1-3」「しゃっきり1-3」「ふつう」と、かなり細かく調整できます。
SR-X710Dは4通り(ふつう、かため、やわらか、もちもち)での調整となり、基本的な食感調整は十分にできますが、微細な調整はできません。
内釜の仕様と保証期間:5年 vs 3年
長期間使用する上で重要な、内釜のコーティングと保証期間にも違いがあります。
- SR-X910D:「遠赤ダイヤモンドプレミアムコート」で5年保証
- SR-X710D:「遠赤ダイヤモンドハードコート」で3年保証
どちらも約2.2mmの厚みがあり、底面ディンプル3列で対流力を高める設計ですが、コーティングの耐久性に差があります。
価格情報(2025年8月2日時点)
- SR-X910D:約99,000円(価格.com調べ)
- SR-X710D:約69,300円(価格.com調べ)
- 価格差:約30,000円

この30,000円の差をどう捉えるかが選択の分かれ目ですね。機能差を考えると妥当な価格設定だと思いますが、予算との兼ね合いも重要な判断材料です。
共通の特徴について
ここからは、両製品に共通する魅力的な特徴をご紹介します。どちらを選んでも、これらの高性能機能は同じように楽しめるので安心してくださいね。
Wおどり炊き技術

両製品の最大の魅力となるのが「Wおどり炊き」技術です。
急減圧バルブと高速交互対流IHのダブル効果で、お米を立体的に沸騰させます。
これにより、一粒一粒に熱がしっかりと行き渡り、まるで土鍋で炊いたような立体感のあるふっくらしたごはんが炊き上がります。
従来の炊飯器では表面だけ熱が通って内部が固いということがありましたが、Wおどり炊きなら中心部まで均一に加熱されます。
大火力包み加熱システム
底面だけでなく、側面や上部からも加熱する「大火力包み加熱」システムも共通で装備されています。
内釜全体を包み込むように加熱することで、ムラのない炊き上がりを実現します。これにより、内釜の底と上部で温度差が生じにくく、どの部分を食べても同じ美味しさを味わえます。
ダイヤモンド竃釜の優秀な蓄熱性

内釜は両製品ともダイヤモンド竃釜を採用しています。
約2.2mmの厚みがあり、底面には3列のディンプル(小さなくぼみ)が施されています。この設計により、熱の蓄積と対流がスムーズに行われ、お米本来の甘みとうまみを最大限に引き出してくれます。
ダイヤモンドコーティングにより、お米が内釜にくっつきにくく、お手入れも楽々です。
お手入れのしやすさ

毎日使う炊飯器だからこそ、お手入れの簡単さは重要ですよね。
両製品とも、ふたの加熱板と内釜が食洗機対応となっています。
忙しい朝でも、食洗機にポンと入れるだけで清潔に保てます。また、内釜で直接お米を洗うことも可能で、洗米から炊飯まで一つの釜で完結できます。
使いやすい操作パネル
液晶バックライト付きのタッチパネルで、直感的な操作が可能です。
予約炊飯機能も充実しており、忙しい日でも帰宅時間に合わせて炊きたてのごはんを楽しめます。
また、静音設計により、早朝や深夜の炊飯でも家族の睡眠を妨げません。
冷凍用ごはんコース
両製品とも冷凍保存に適したごはんが炊ける「冷凍用ごはんコース」を搭載しています。
冷凍・解凍後もふっくら美味しいごはんが楽しめるため、まとめて炊いて冷凍保存する家庭には特に便利な機能です。

これらの共通機能だけでも、従来の炊飯器とは段違いの性能です。どちらを選んでも、毎日のごはんタイムがより良いものになることを期待しています。
ユーザーの声・評判について
SR-X910Dの口コミと評判
SR-X910Dは2025年9月発売の新製品のため、現時点(2025年8月)では実際のユーザーレビューはまだありません。
十分な口コミデータが蓄積された時点で、こちらの記事に追記・更新いたします。
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SR-X710Dの口コミと評判
SR-X710Dは2025年9月発売の新製品のため、現時点(2025年8月)では実際のユーザーレビューはまだありません。
十分な口コミデータが蓄積された時点で、こちらの記事に追記・更新いたします。
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発売後の口コミチェックポイント
実際の発売後にチェックしたい口コミのポイントをまとめておきます。
- 炊き上がりの実感差:AI精度の違いが実際の食味にどう影響するか
- 保温性能の実力:30時間と24時間の保温で実感できる差があるか
- お手入れの実用性:食洗機対応の使い勝手はどうか
- 操作性の評価:液晶パネルの見やすさや設定の分かりやすさ
- コストパフォーマンス:価格に見合った満足度が得られるか

発売後は実際のユーザーレビューをしっかりチェックして、購入判断の参考にしてくださいね。特に炊き上がりの違いと保温性能については、実際の使用感が重要なポイントになると思います。
購入前の検討ポイント
最後に、どちらを選ぶか迷った時の検討ポイントをまとめました。実際に購入を検討される際の参考にしてください。
予算と機能のバランス
約30,000円の価格差をどう考えるかが最初のポイントです。
この価格差で得られる主な機能向上は、
- AI精度の向上(3倍の選択肢)
- 6時間長い保温時間
- 67銘柄多い対応
- 9通り多い食感調整
- 2年長い内釜保証
これらの機能が日常的に必要かどうかを考えてみましょう。
使用頻度と家族構成
毎日炊飯される家庭なら、AI機能の精度差や保温時間の違いは実感しやすいポイントです。
また、家族の好みが細かく分かれている場合は、食感調整の選択肢が多いSR-X910Dが有利です。
お米へのこだわり度
色々な銘柄のお米を楽しみたい方や、古米でも美味しく炊きたい方には、SR-X910Dの高精度AI機能と73銘柄対応が魅力的です。
決まった銘柄を美味しく炊ければ十分という方には、SR-X710Dでも十分満足できるでしょう。
長期使用の安心感
内釜の保証期間が2年違うことは、長期的な安心感に影響します。
5年間の保証があるSR-X910Dなら、毎日使っても安心して長期間利用できます。

どちらを選んでも、パナソニックのビストロシリーズの基本性能は十分に楽しめます。細かい機能にこだわるか、コストパフォーマンスを重視するかで選択が分かれそうですが、どちらも満足度の高い選択になると考えています。
まとめ:SR-X910DとSR-X710Dの違い
ここまでSR-X910DとSR-X710Dの違いを詳しく比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。
約30,000円の価格差は、主にAI機能の精度、保温時間、銘柄対応数、食感調整の細かさ、内釜保証期間の違いから生まれています。
どちらも「Wおどり炊き」や「ビストロ匠技AI」といった基本性能は共通しており、美味しいごはんを楽しめることに変わりはありません。
- こだわり派の方には:様々な銘柄を楽しみ、細かい食感調整を求め、30時間保温を活用したいならSR-X910Dがおすすめです
- コスパ重視の方には:基本性能が充実していれば満足で、価格を重視するならSR-X710Dがおすすめです
どちらを選んでも、パナソニックの最新技術により、一般的な炊飯器とは違った炊き上がりを体験できると期待しています。あなたのライフスタイルと優先したいポイントに合わせて選択していただければと思います。

どちらを選んでも満足度の高い結果になると考えています。
予算に余裕があって細かい機能も楽しみたい方はSR-X910D、基本性能重視でコスパを求める方はSR-X710Dという選び方で間違いないでしょう。
毎日の食卓がより豊かになることを願っています。
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