【有機EL最新技術】東芝X9900R vs X9900N、RGB4スタックがもたらす5つの進化とは

AV家電

こんにちは、テクらくです。

今回は、東芝の最新4K有機ELテレビ、「X9900Rシリーズ」と型落ち「X9900Nシリーズ」の違いについて詳しく比較していきます。

結論から言うと、

東芝X9900RとX9900Nの主な違い
  • パネル
  • 輝度
  • 色域
  • 外光対策
  • AI機能
  • 価格
  • 発売日

X9900Rは新開発の「RGB4スタック有機ELパネル」技術により、前モデルX9900Nから輝度が約1.3倍向上し、色域も約1.1倍拡大しました。

また、外光の映り込みも約3割低減されています。さらに、AIボイスナビゲーターやGemini連携など、操作性も大きく進化しています。

それぞれのモデルをおすすめする方は、

X9900Rがおすすめな方は?

・高画質・高音質にとことんこだわりたい方
・明るい部屋でも鮮明な映像を楽しみたい方
・最新の音声操作技術を活用したい方

X9900N(型落ち)がおすすめな方は?

・コストパフォーマンスを重視する方
・すでに十分な高画質を持つ有機ELテレビを求める方
・基本的な機能で十分という方

それでは、詳しくみていきましょう。

RGB4スタックの輝き、映像美の新境地

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スペックの比較表

以下の表は、2025年5月23日に発売予定のREGZA X9900Rシリーズと、前モデルのX9900Nシリーズの主な違いと価格をまとめたものです。

項目X9900R (最新)X9900N (型落ち)改善点
パネル技術高輝度広色域RGB4スタック有機ELパネルマイクロレンズアレイ有機ELパネル輝度約1.3倍向上、色域約1.1倍拡大
低反射コート新開発アドバンスドARコート低反射ARコート外光の映り込みを約3割低減
AI画質処理AIシーン高画質PRO(ライブシーン対応追加)AIシーン高画質PRO音楽ライブ映像のハイライトでの顔の潰れを軽減、引きシーンの精細感向上
音声操作レグザAIボイスナビゲーター(Google Gemini連携)標準レグザボイス生成AIによる高度な対話型検索機能
リモコンCT-90506CT-90504新型リモコン
消費電力390W445W約12%削減
年間消費電力量173kWh/年252kWh/年約31%削減
省エネ基準達成率91%(2026年度基準)63%(2026年度基準)28ポイント向上
Wi-FiWi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)IEEE802.11a/b/g/n/ac最新規格対応
発売日2025年5月23日2024年7月12日
価格(65型)638,000円368,000円270,000円増
価格(55型)484,000円269,570円214,430円増

※価格は、2025年4月13日、楽天市場調べ

X9900Rの最大の特徴は、新開発のRGB4スタック有機ELパネルを採用したことで、前モデルと比較して明るさと色域が大幅に向上している点です。

また、省エネ性能も大きく改善され、消費電力と年間消費電力量が大幅に削減されています。

さらに、Google Geminiと連携した「レグザAIボイスナビゲーター」の搭載により、より自然な対話でコンテンツ検索が可能になっています。

違いを説明:X9900RとX9900N

新モデルX9900Rは何が進化したのか…それぞれの特徴を比較しながら、実際の視聴体験にどう影響するのかをわかりやすく説明していきます。

パネル技術と輝度の違い

引用元:東芝HP

X9900Rの最大の特徴は、新開発の「高輝度広色域RGB4スタック有機ELパネル」です。

有機ELの発光層を赤・青・緑からなる4層構造にすることで、X9900Nの「MLA+」技術と比較して約1.3倍の輝度向上を実現しています。

これにより、明るいリビングでもクッキリとした映像を楽しめるようになりました。従来の有機ELテレビの弱点だった「明るい環境での見づらさ」が大幅に改善されています。

色域の拡大

X9900Rでは色域も約1.1倍に拡大されています。

これにより、より豊かで鮮やかな色彩表現が可能になりました。特に自然の風景や芸術作品など、繊細な色彩を必要とするコンテンツでその違いがはっきりと感じられるでしょう。

外光の映り込み対策

X9900Rでは新開発の低反射ARコートが採用され、外光の映り込みを約3割低減することに成功しています。

窓からの光や室内の照明の映り込みが気になりにくくなり、どんな環境でも美しい映像を楽しめるようになりました。

AI技術と操作性(リモコン)

引用元:楽天市場

X9900Nでは「おまかせAIピクチャーPRO」機能が搭載されていましたが、X9900Rではさらに進化し、新開発の「レグザAIボイスナビゲーター」を搭載。

Googleの生成AI「Gemini」と連携することで、抽象的な言葉でも文脈を理解して適切なコンテンツを提案できるようになりました。

音響システムの違い

引用元:東芝HP

X9900Rでは音響システムも大幅に進化し、「イマーシブサウンド360 PRO」を搭載。

65型では18個、55型では14個ものスピーカーを搭載し、5.1.2chの立体音響を実現しています。

X9900Rではより臨場感のあるサウンド体験が期待できます。

価格の違い

価格差は非常に大きく、新モデルのX9900Rは旧モデルX9900Nと比較して大幅に高価格になっています。

65V型で比較すると、X9900Rが638,000円、X9900Nが368,000円と、27万円もの差があります。

55V型でも同様に、X9900Rが484,000円、X9900Nが269,570円と、21万円以上の差があります(2025年4月13日 楽天市場調べ)。

この大きな価格差を考えると、最新技術にこだわらない方や、コストパフォーマンスを重視する方にとっては、X9900Nも十分魅力的な選択肢と言えるでしょう。

共通の特徴について

東芝X9900RとX9900Nには、いくつかの共通する優れた特徴があります。どちらも4K有機ELテレビのフラッグシップモデルとして、最高レベルの映像体験を提供します。

高精細な4K解像度

両モデルとも3840×2160の4K解像度を持ち、細部まで鮮明な映像を楽しめます。髪の毛一本一本や、遠くの風景の細かいディテールまでクリアに表示されるので、映画やドキュメンタリーなどの高画質コンテンツを存分に楽しめます。

有機ELパネルの黒の表現力

液晶テレビと違い、有機ELテレビは画素ごとに発光をコントロールできるため、完全な黒を表現できます。これにより、夜空の星や暗いシーンでの細かいディテールまで美しく表現。コントラストが高く、メリハリのある映像を楽しめます。

HDR対応

両モデルとも、HDR 10+、Dolby VISION、HLGなど、複数のHDR規格に対応しています。これにより、明るい部分と暗い部分の両方にディテールが残る、より自然で豊かな映像表現が可能です。

ゲーム機能

ゲーム愛好家にも嬉しい機能が満載です。両モデルとも「瞬速ゲームモード」を搭載し、映像遅延時間を約0.83msecに抑えています。また、4K/120Hz入力やVRR(可変リフレッシュレート)にも対応しているため、最新のゲーム機と接続すれば、滑らかで遅延の少ないゲームプレイが楽しめます。

便利な録画機能

「タイムシフトマシン」機能により、指定したチャンネルの番組をすべて自動録画。見たい番組を見逃す心配がありません。また、「4Kダブルチューナーウラ録」機能で、視聴中の番組と別の番組を同時に録画することも可能です。

AI画質最適化

両モデルとも、AIを活用した画質最適化機能を搭載。

視聴環境や映像コンテンツに応じて、自動的に最適な画質設定を行います。専門知識がなくても、常に最適な映像を楽しめるのが魅力です。

ミリ波レーダー技術

視聴者の位置や距離を検知するミリ波レーダー技術を搭載。

視聴者との距離に応じて画質や音質を自動調整したり、離席時には省エネモードに切り替えたりと、便利な機能を提供します。

これらの共通機能だけでも、非常に高性能なテレビであることがわかります。どちらを選んでも、映画、スポーツ、ゲームなど、あらゆるコンテンツを高画質で楽しめることは間違いありません。

商品についてのユーザーの口コミ、評判

実際に使っている方々はどう評価しているのでしょうか?

X9900Rの口コミと評判

X9900Rはまだ発売前のため実際の口コミはありません。

RGB4スタックの輝き、映像美の新境地

X9900Nの口コミと評判

まずは、【気になる口コミ】から紹介します。

・「価格が高すぎる。この性能なら30万円以下であってほしい」
→確かに高価格帯ですが、最先端の有機EL技術を搭載したフラッグシップモデルであることを考えると、ある程度は仕方ない面もあります。現在は値下がりしており、楽天市場では27万円前後で購入できるようになっています。

・「設定メニューが複雑で、初心者には扱いづらい」
→確かに機能が豊富なため設定項目も多いですが、基本的な使い方はシンプルです。また、AIによる自動最適化機能を使えば、細かい設定をしなくても高画質を楽しめます。

・「大型テレビなので設置場所に制約がある」
→65インチや55インチは確かに大きいですが、薄型設計なので壁掛け設置も可能です。購入前に設置スペースをしっかり確認しておくことをおすすめします。

次は【良い口コミ】をご紹介します。

  • MLA+パネルの明るさに驚いた。昼間の明るいリビングでも十分に鮮明
  • AIによる画質最適化が素晴らしい。コンテンツに応じて自動で最適な設定になる
  • ゲームモードの遅延の少なさに感動。FPSゲームでも快適にプレイできる
  • タイムシフトマシン機能が便利。見たい番組を見逃す心配がない
  • 音質が予想以上に良く、サウンドバーなしでも迫力ある音を楽しめる

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まとめ:X9900RとX9900Nの違い

東芝の最新4K有機ELテレビ、X9900RとX9900Nを比較してきました。

X9900Rは、新開発のRGB4スタック有機ELパネルにより、輝度が約1.3倍、色域が約1.1倍に向上し、外光の映り込みも約3割低減されています。

また、AIボイスナビゲーターやGemini連携など、操作性も大きく進化しています。

音響システムも充実しており、65V型モデルでは18個のスピーカーを搭載し、臨場感あふれるサウンドを実現しています。

55V型モデルは、前モデル同様に14個程度のスピーカー構成になっています。

一方、X9900NもMLA+技術による高輝度パネルを採用し、AIによる画質最適化機能など、十分な性能を持っています。

価格面では大きな差があり、65V型で比較すると、X9900Rが638,000円、X9900Nが368,000円と、27万円もの差があります(2025年4月13日 楽天市場調べ)。

この価格差を考えると、最新技術にこだわる方はX9900Rを、コストパフォーマンスを重視する方はX9900Nを選ぶとよいでしょう。

高画質・高音質にこだわる方、最新の映像技術を楽しみたい方にとっては、X9900Rは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

特に明るい部屋での視聴が多い方や、音声操作を活用したい方には、X9900Rがおすすめです。

一方、すでに十分な性能を持つX9900Nは、価格が大幅に下がっていることもあり、コストパフォーマンスを重視する方には魅力的な選択肢です。

みなさんも、自分のニーズや視聴環境、そして予算に合わせて、最適な選択をしてくださいね。それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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