こんにちは、テクらくです。
今回は、パナソニックのテレビドアホン「VL-SWE210KL」と「VL-SWZ200KL」を徹底比較しました。
結論から言うと、実はこの2つの製品、流通経路以外の違いはほとんどありません!
・VL-SWZ200KLは一般消費者向けの製品
・VL-SWE210KLは電材店向けの製品(現在は生産完了)
また、VL-SWE210KLは生産完了品となっているため、後継機種のVL-SWE210KLAと比較をしていきます。
それでは詳しくみていきましょう。
スペック比較表
公式サイトでの比較に基づき、VL-SWZ200KLと後継機種VL-SWE210KLAの仕様を見てみましょう。
項目 | VL-SWE210KLA | VL-SWZ200KL |
---|---|---|
モニター親機 | VL-MWE210K | VL-MWE210K |
カメラ玄関子機 | VL-V523L-N | VL-V523L-N |
ワイヤレス子機 | VL-WD623 | VL-WD623 |
画面サイズ | 3.5型カラー液晶 | 3.5型カラー液晶 |
子機画面 | 2.2型カラー液晶 | 2.2型カラー液晶 |
録画機能 | 最大50件 | 最大50件 |
LEDライト | あり(約50cm先まで) | あり(約50cm先まで) |
子機通信距離 | 約100m | 約100m |
参考価格 | 23,280円 | 22,171円 |
※価格がAmazon 2025年4月25日調べ

スペックに違いはありません
VL-SWE210KLAとVL-SWZ200KLの比較
パナソニック公式サイトの仕様を確認する限り、VL-SWE210KLAとVL-SWZ200KLの基本的な機能や性能に大きな違いはありません。
どちらも同じ部品構成で、同じ性能を持っています。
現在の価格差は約1,100円。
VL-SWZ200KLが22,171円、VL-SWE210KLAが23,280円となっています。同じ製品なのに、なぜこんなに価格差があるのでしょうか?
これは流通経路や新旧モデルの違いによるものと考えられます。
共通の特徴について
VL-SWZ200KLとVL-SWE210KLAには、以下のような共通の特徴があります。
使いやすい3.5型ディスプレイ

両モデルとも3.5型のカラー液晶画面を採用しています。来訪者の顔がしっかり確認できる大きさで、お年寄りでも見やすい画面サイズとなっています。
玄関先の状況が鮮明に映し出され、安心して来訪者の確認ができます。
操作ボタンも大きく配置されており、直感的な操作が可能です。お子様からご高齢の方まで、家族みんなが簡単に使えるよう設計されています。
便利なワイヤレス子機

両モデルともワイヤレス子機が付属しています。2階の寝室や離れた場所からでも来訪者の応対が可能で、特に子育て中の家庭や高齢者のいるご家庭で重宝します。
子機は充電式で、家事や育児の合間でも手軽に持ち運べるのが特徴です。台所で料理中でもお風呂の準備中でも、すぐに来訪者の確認・応対ができるのが嬉しいですね。
録画機能について

留守中の来訪者もしっかり記録できる便利な機能を搭載しています。不在時に誰が来たのかを画像で確認できるので、防犯面でも安心です。
・自動で録画開始
・日付と時刻も記録
・簡単な操作で再生可能
録画データは内蔵メモリーに保存されるので、SDカードなどの追加購入は不要です。留守中の宅配便や訪問者の記録が残るので、後からの確認や対応に便利です。
夜間対応機能

LEDライトを搭載し、夜間でもカラーで来訪者を確認できます。暗くなってからの来訪者も顔がはっきり見えるので、夜間の防犯対策としても役立ちます。
・LEDライトで自動点灯
・カラー映像で録画
・省エネ設計
センサーが暗さを感知して自動的にLEDライトが点灯するので、操作は不要です。防犯カメラとしての役割も果たしてくれます。
工事について
テレビドアホンの設置には専門的な工事が必要です。公式情報と工事業者の情報から、以下のような工事内容と費用が一般的です。
標準工事費用
- 基本工事費:約9,900円(税込)~
- 処分費:約1,100円(税込)~
- 工事時間目安:約1時間
配線について
パナソニック公式情報によると、以下の配線仕様が推奨されています。
- モニター親機~カメラ玄関子機間:インターホン用平行2線式ケーブル
- 単芯線径:Φ0.65~Φ0.9mm
- 配線距離:100m以内
設置時の注意点
- 既存の配線がバラ線の場合は、半田で固めるか圧着部材で単線へ変換する必要があります
- 親機はドアホンから約5m以上離して設置
- 本体の上下左右に20cm以上の空間を確保(誤動作や通話の途切れ防止)
- 既存の機器から取り替える場合は、電源を切り配線材の線種を確認
補助金制度を活用しよう
テレビドアホンの購入を検討されている方に朗報です。実は自治体から補助金がもらえる可能性があります。
近年、特殊詐欺や侵入盗被害が増加していることから、全国300以上の自治体で防犯機器購入のための補助金制度が運用されています。
補助金情報は簡単に検索できるサービスを「DENZAI TERASU」サイトに追加しました。
補助金は自治体によって対象品目、金額、申請条件が異なるため、お住まいの地域の制度を確認してみることをおすすめします。
パナソニックの補助金検索サイト「DENZAI TERASU」を活用すれば、簡単に情報を得ることができます。
VL-SWZ200KLとVL-SWE210KLAの口コミ・評判
実際に使用している方々の声を見てみましょう。
気になる口コミ
液晶の画質はやや荒いような気がします
→最新モデルと比べると画質は劣りますが、来訪者の確認には十分な画質です。高画質を求める方は上位モデルを検討するとよいでしょう。
親機の取付は、他社製品の方が親機を掛けたまま扉のようにして配線を外せるので楽でした
→設置時に少し手間がかかるかもしれませんが、一度設置してしまえば問題なく使用できますが、電気工事が必要となるので、業者に依頼しましょう。
カメラの向きに上方向の調整がついていると、もっとよかった
→カメラ角度の調整に制限はありますが、一般的な玄関であれば問題なく来訪者を映すことができます。設置位置を工夫することで対応可能です。
良い口コミ
- 2階にいるときに子機でインターホンに出れるのがとても便利
- 子機付きなので広い我が家に必要な機能が満載
- カメラや液晶画面の画質が古い機種と比べてかなり向上している
- チャイム音も十分で画面も見やすく良さそう
- 外出から戻ると記録に残っていますし、在宅時も不審者の行動が記録されるのは安心
- 防犯対策に購入。
- 10年程使っていたパナソニックのドアフォンが呼び出し音がならなくなり廃盤で修理不可能ということで購入。後から離れを建てた為本宅が不在が多く今までは不便でした。わざわざ配線をしてまでと諦めていましたが子機付きのドアフォンで解消されました!
まとめ:VL-SWZ200KLとVL-SWE210KL(A)の違い
公式サイトでの比較に基づき、VL-SWZ200KLとVL-SWE210KLAの違いを徹底調査した結果、この2つの製品の基本的な機能や性能に大きな違いはないことがわかりました。
価格を比較すると、VL-SWZ200KLが22,171円、VL-SWE210KLAが23,280円と約1,200円の差があります。

同じ基本性能なら、価格が安い方を選ぶといいですね
また、設置工事費用も考える必要がありますが、自治体の補助金制度を利用すれば、購入・設置費用の一部が補助される可能性があります。
お住まいの地域の補助金情報を確認してみることをおすすめします。
テレビドアホンは毎日使う大切な防犯機器です。自分の生活スタイルに合った製品を選んで、安心・快適な毎日を過ごしましょう。