こんにちは、テクらくです。
レグザM5シリーズのM550RとM550Mで迷っている方も多いのではないでしょうか。
2025年9月発売の最新モデル「M550R」と、2023年10月発売の型落ちモデル「M550M」には大きな価格差がありますが、この差額に見合う価値があるのでしょうか。
本記事では55型モデルを中心に比較しながら、両モデルの違いを詳しく解説します。
まずは結論からお伝えしますと、M550RとM550Mの主な違いは、
- 省エネ性能
- 価格差
- 広色域LED
- スマート機能:番組こねくと、親切ヘッドホン、ゲーミングメニュー
- 端子類:ビデオ入力端子、USB3.0録画対応、大容量AV機器用USB
- 発売時期
それぞれをおすすめする人は…
- 最新モデルの安心感を求める方
- スマート機能を積極的に活用したい方
- 価格よりも新しさを重視する方
- 価格重視でお得に4Kテレビを導入したい方
- ビデオ入力端子が必要な方(古いゲーム機・ビデオデッキ等)
- USB3.0の高速録画機能を重視する方
- コストパフォーマンスを最重視する方
それでは詳しくみていきましょう。
╲進化した省エネ設計で、未来を見据えたスマートテレビ体験を/
- 43型
- 50型
- 55型
- 65型
- 75型
- 85型
\型落ち品は在庫限り!お早めにご購入を検討ください/
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仕様比較表(55型で比較)
購入前に知っておきたい、両モデルの詳細な仕様差をまとめました。一見似ているようで、実は多くの違いがあることがお分かりいただけると思います。
項目 | M550R(新型) | M550M(型落ち) |
---|---|---|
基本仕様 | ||
パネル方式 | 4K液晶パネル | 4K液晶パネル |
画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZR |
広色域 | 新開発広色域LED | 広色域LEDパネルモジュール |
省エネ性能 | ||
消費電力 | 152W | 157W |
年間消費電力量 | 123kWh/年 | 126kWh/年 |
省エネ基準達成率 | 100% | 97% |
画質機能 | ||
地デジ高画質 | 地デジAIビューティ | 地デジAIビューティー |
ネット動画高画質 | ネット動画ビューティ | ネット動画ビューティー |
広色域復元 | カラーリマスター | カラーリマスター |
クラウドAI高画質連携 | ● | ● |
音質 | ||
音声最大出力 | 20W(10W+10W) | 20W(10W+10W) |
便利機能 | ||
番組こねくと | ● | ー |
親切ヘッドホン | ● | ー |
ゲーム機能 | ||
瞬速ゲームモード | ● | ● |
ゲーミングメニュー | ● | ー |
端子類 | ||
HDMI入力端子 | 4(eARC/ARC対応) | 4(eARC/ARC対応) |
ビデオ入力端子 | ー | 1/1[L+R] |
USB端子(録画用) | USB2.0 900mA | USB3.0 900mA |
USB端子(AV機器用) | USB2.0 900mA | USB2.0 1.5A |
発売時期 | ||
発売時期 | 2025年9月 | 2023年10月 |
*公式仕様表より抜粋

この仕様表を見ると、基本的な画質機能は両モデルほぼ同等であることが分かります。価格差との兼ね合いをどう捉えるかは、それぞれの価値観によるところが大きそうですね。
違いを説明
ここからは、上記の仕様差が実際の使用にどう影響するのか、具体的に解説していきます。購入後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、しっかりチェックしていきましょう。
省エネ性能の違い
M550Rは省エネ性能が若干向上していますが、実際の差は限定的です。
55型モデルで比較すると、消費電力は
- M550R:152W
- M550M:157W
約5Wの差となっています。
1日5時間テレビを視聴する家庭の場合、年間で約300円程度の電気代差となり、月額では約25円程度の違いです。
この省エネ効果をどの程度重視するかは、各ご家庭の価値観や電気代への意識によって異なるでしょう。

省エネ効果としては控えめな数値ですが、環境意識の高い方や長期利用を考える方には意味のある差かもしれませんね。ただ、価格差を考えるとそこまで大きな差だとは言えません。
価格とコストパフォーマンスの違い
購入時に重要な要素となる価格差を詳しく見てみましょう。※2025年9月20日価格.com調べ
※価格をクリックすると楽天市場での価格を確認できます。
サイズ | M550R(最新) | M550M(型落ち) | 価格差 |
---|---|---|---|
43型 | 99,000円 | 61,690円 | 37,310円 |
50型 | 108,000円 | 69,681円 | 38,319円 |
55型 | 118,800円 | 83,147円 | 35,653円 |
65型 | 158,400円 | 111,497円 | 46,903円 |
75型 | 198,000円 | 143,000円 | 55,000円 |
85型 | 297,000円 | 249,800円※ | 47,200円 |
※85型のM550MはM550Nモデルとの比較
55型で約3万6千円、大型サイズでは5万円以上の価格差があります。
この差額を省エネ効果で回収するには相当な時間がかかりそうです。
コストパフォーマンスを重視する方にとっては検討材料になりそうですね。

価格差はやはり大きいですね。M550Mのコストパフォーマンスの良さが際立ちますが、最新機能に価値を感じる方もいらっしゃるでしょう。
画質機能の違い
両モデルとも全面直下型の広色域LEDパネルを採用し、色の幅(色域)が広く、映画やスポーツ、アニメなどの多彩なコンテンツをより自然で鮮やかに再現できます。
M550Rは「新開発のレグザ専用広色域LED」を直下型バックライトに採用し、従来よりもリアルな発色を追求しています。
M550Mも「全面直下型 広色域LEDパネルモジュール」で、十分な色表現力とコントラストの高さを実現しています。
広色域LEDは映像の土台となる技術で、色の豊かさや奥行き感、自然な質感を大きく左右します。LEDの性能進化により、色のグラデーションや明るい部分・暗い部分のバランスも向上しているのが特徴です。
- 「地デジAIビューティー」:地デジ放送の画質向上機能
- 「ネット動画ビューティー」:NetflixやYouTubeなどの画質最適化
- 「カラーリマスター」:自然で美しい色再現機能
- 「クラウドAI高画質連携」:AIによる画質自動調整機能
- 「レグザエンジンZR」:4K映像処理エンジン
つまり、日常的な視聴で重要な画質機能は両モデルで同じ高水準を享受できるのはもちろん、
広色域LEDを土台に、映像補正技術、映像処理エンジン、AI最適化機能が組み合わさることで、
どちらも“色にこだわる高精細な映像体験”を実現しています。

広色域LEDは“より映える色”の要。
映画やアニメの迫力あるシーン、スポーツ中継の青空や芝生の緑まで、色の違いがしっかり分かるのもレグザM5シリーズの強みです。
最新モデルM550Rは発色性能がさらに進化していますが、型落ちのM550Mでも十分な色再現力。
どちらを選んでも“色にこだわる高画質体験”が手に入るのも魅力です。
スマート機能と端子の違い
ここが両モデルの実質的な差別化ポイントになります。それぞれに独自の便利機能があり、ライフスタイルによって向き不向きがはっきりします。
- 「番組こねくと」:スマートフォンとの連携機能で、番組情報の共有や録画予約が便利に
- 「親切ヘッドホン」:夜間視聴時の音量調整を自動で最適化する機能
- 「ゲーミングメニュー」:ゲーム設定をより簡単に調整できる
- 「ビデオ入力端子」:古いゲーム機やビデオデッキとの接続が可能
- 「USB3.0録画対応」:従来のUSB2.0より高速でデータ転送が可能
- 「大容量AV機器用USB」:1.5Aの大容量電源供給でより多くの機器に対応

それぞれに独自の魅力がありますね。スマート機能を重視する方はM550R、実用的な端子類を求める方はM550Mが向いていそうです。
共通の特徴について
ここまで違いを見てきましたが、共通している魅力的な機能もたくさんあります。
両モデルとも、レグザブランドの基本性能は共通しており、高い満足度を提供します。
43型から85型まで6つのサイズ展開があり、基本的な画質や音質は全サイズ共通の設計となっています。
高画質技術

どちらも「レグザエンジンZR」を搭載し、4K映像を美しく再現します。
地デジ放送の画質を向上させる「地デジAIビューティー」や、NetflixやYouTubeなどのネット動画を最適化する「ネット動画ビューティー」機能も共通して搭載されています。
全面直下型LEDバックライト採用により、コントラストの効いた映像を楽しめます。
音質システム

両モデルとも「レグザパワーオーディオシステム」を搭載し、バランスの良いクリアな音質を実現しています。
55型では20W×2chのスピーカー出力で、リビングでの視聴には十分なパワーを発揮します。
Bluetooth対応により、ワイヤレスヘッドホンやスピーカーとの接続も簡単に行えます。
操作性と利便性
4Kダブルチューナー搭載により、2番組同時録画が可能です。
リモコンには12個のネット動画サービス直結ボタンが配置されており、YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoなど主要サービスへワンタッチアクセスできます。
音声操作「レグザボイス」にも対応し、家族全員が使いやすい設計となっています。

共通機能が充実しているので、どちらを選んでも基本的な満足度は高そうですね。
商品についてのユーザーの口コミ、評判
実際に購入した方々の生の声は、購入判断の重要な材料になります。特にM550Mは発売から約2年経過しており、リアルな使用感が蓄積されています。
M550Rの口コミ
M550Rは2025年9月に発売されたばかりの最新モデルのため、まだ実際のユーザーレビューや詳細な口コミは蓄積されていない状況です。
価格.comなどのレビューサイト、Amazon、楽天などのECサイトでも、発売直後のため具体的な使用感に関する口コミはほとんど見つかりません。
M550Mの口コミ
- 音質について
「スピーカーの音質がやや物足りない感じがします。映画を見るときは少し迫力に欠けるかも」 - アプリの動作速度
「NetflixやYouTubeの起動がたまに遅く感じることがあります。特に電源を入れた直後は重い」 - リモコンの反応
「リモコンのボタンを押してから反応するまで、ごくたまに遅延を感じます」
このような声もありますが・・・
使用頻度や個人の感覚によって気になる度合いは変わりそうです。
音質については、この価格帯としては標準的なレベルで、気になる場合はBluetoothスピーカーとの併用がおすすめです。
アプリの動作については起動直後の初期化処理が原因で、数分経過すれば通常速度に戻ります。
リモコンの反応については、電池交換や受信部の清掃で改善されることが多いです。
- コストパフォーマンスの良さ
「この価格でこの画質は本当に満足です。4K映像が綺麗で、地デジもAI補正でくっきり見えます」 - ゲーム機能の充実
「瞬速ゲームモードが素晴らしく、PS5での格闘ゲームも遅延を感じません。快適にプレイできています」 - 操作性の良さ
「リモコンが使いやすく、ネット動画のボタンが便利。YouTubeやNetflixがワンタッチで起動できて重宝しています」 - USB3.0録画の快適さ
「録画の転送速度が速く、長時間番組もスムーズに保存できます。ダブル録画も問題なく動作しています」 - 自然な色合い
「映像の色が自然で目に優しく、長時間見ていても疲れにくいです。カラーリマスター機能が効いているようです」

全体的には満足度の高い口コミが多い印象ですね。特にコストパフォーマンスの良さは多くの方が評価されているようです。
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まとめ:レグザM550RとM550Mの違い
レグザM550RとM550Mを比較すると、それぞれに異なる魅力があることが分かりました。
- 3万6千円の価格差(55型の場合)をどう評価するかが重要
- 省エネ効果は年間約300円程度の差
- 基本的な画質機能は両モデルほぼ同等
- スマート機能重視ならM550R、実用的端子重視ならM550M
- 新製品への安心感か、実績のあるモデルかの選択
個人的には、多くのご家庭でM550Mが満足度の高い選択になるのではないかと思います。
基本的な画質機能は同等レベルで、実用的な機能も充実している上、価格的なメリットも大きいためです。
ただし、最新機能やスマート連携に魅力を感じる方、新しいモデルへの安心感を重視する方にとっては、M550Rも十分に価値のある選択肢だと思います。
最終的には、それぞれのライフスタイルや価値観、予算に合わせて選択されることをおすすめします。
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