こんにちは、テクらくです。
マキタのブロワMUB402とUB1103は、型番が似ていてスペックもほぼ同じため、どちらを選ぶべきか迷う方が多い製品です。
実際に両製品を比較したところ、基本性能は全く同じで、違いはわずか3点のみでした。
- 機体の長さ
- 付属品の部品番号
- 価格
それぞれの製品がおすすめな人は・・・
- 少しでも安く購入したい
- MUBシリーズで統一したい
・UBシリーズで統一したい
・部品番号191496-7のフレキシブルホースが必要
それでは詳しくみていきましょう。
╲基本性能はそのままに、少しでもお得に選ぶならMUB402/
╲長く愛される定番UBシリーズで、パワーと使いやすさをしっかり押さえるならUB1103/
スペックの比較表
両製品の仕様を詳しく比較すると、以下のようになります。
| 項目 | MUB402 | UB1103 |
|---|---|---|
| 電源 | 単相交流100V | 単相交流100V |
| 消費電力 | 600W | 600W |
| 回転数 | 0~16,000 min⁻¹ | 0~16,000 min⁻¹ |
| ブロワ最大風量 | 0~4.1 m³/min | 0~4.1 m³/min |
| 風速 | 0~91 m/s | 0~91 m/s |
| 集じん最大風量 | 0~4.1 m³/min | 0~4.1 m³/min |
| 真空度 | 0~5.7 kPa | 0~5.7 kPa |
| 本体サイズ(長さ×幅×高さ) | 480×185×178mm | 479×185×178mm |
| 質量 | 1.8kg | 1.8kg |
| コード長 | 5m | 5m |
| フレキシブルホース部品番号 | 410208-2 | 191496-7 |
| 価格(2025年12月20日) | 約9,229円 | 約9,401円 |

表を見ればわかる通り、性能面では本当に同じです。買った後に「失敗した!」ということはまずないので安心してくださいね。
違いを詳しく説明
仕様比較表から分かった違いを、重要な順に説明します。
付属品のフレキシブルホース部品番号が異なる
両製品とも標準付属品にフレキシブルホースが含まれていますが、部品番号が異なります。
| MUB402の付属品 | UB1103の付属品 |
![]() | ![]() |
- MUB402:410208-2
- UB1103:191496-7
見た目や使い勝手に大きな差はないと考えられますが、将来的に交換用パーツを購入する際は、それぞれの製品専用の部品番号を指定する必要があります。
すでにマキタ製品を使っている方で、予備パーツを揃えたい場合は、部品の互換性を考慮して選ぶとよいでしょう。
機体の長さがわずか1mm違う
UB1103は479mm、MUB402は480mmと、機体の長さにわずか1mmの差があります。
ただし、この1mmの差は実際の使用時にはほとんど体感できないレベルです。
幅と高さはどちらも185×178mmで全く同じなので、収納スペースや取り回しの面でも実質的な差はありません。
価格差は約172円
2025年12月20日時点の価格.comでの最安値を比較すると、
- MUB402:約9,229円
- UB1103:約9,401円
約172円の価格差があります。
性能がほぼ同じであることを考えると、この価格差は非常に小さいといえます。
販売店やキャンペーンのタイミングによっては、この価格差が逆転することもあるため、購入時には複数の販売店で価格をチェックするのがおすすめです。

1mmの差や部品番号の違いは、正直ほとんどの方にとって影響ありません。気にするべきは価格だけ、と割り切って考えるとよいですね。
共通の特徴について
ここからは、MUB402とUB1103の共通の特徴や魅力を紹介します。どちらを選んでも、以下の機能やメリットを享受できます。
吸排両用タイプで幅広い用途に対応
両製品とも、送風(ブロワ)と吸い込み(集じん)の両方に対応した吸排両用タイプです。
庭の落葉を吹き飛ばすだけでなく、ダストバッグを取り付けてゴミを吸い込むこともできます。
ノズルを送風口に取り付ければ落葉やゴミを吹き飛ばせますし、ノズルを吸い込み口に、ダストバッグを送風口に取り付けることで、サッシの溝や家具の隙間のホコリも吸い取れます。
車の洗車後の水滴飛ばしや、工事現場のほこり除去など、さまざまなシーンで活躍します。
無段変速機能で風量を自由に調整
MUB402とUB1103は、どちらも無段変速機能を搭載した上位モデルです。
スイッチの引金の引き加減で、風量を0~最大まで自由に調整できます。
水道の蛇口のように、チョロチョロとした弱い風から勢いのある強い風まで、作業内容に合わせて細かくコントロールできるのが特徴です。
さらに、スピード調整ネジを回すことで、最大回転数も制限できるため、繊細な作業にも向いています。
これに対して、標準モデルのUB1102やMUB401は回転数が16,000 min⁻¹で固定されているため、風量の調整ができません。
細かい掃除から大規模な落葉掃除まで幅広く使いたい方には、無段変速機能付きのモデルがおすすめです。
軽量1.8kgで長時間作業も疲れにくい
本体重量は1.8kgと非常に軽量です。
片手で持って作業しても疲れにくく、女性や高齢者でも扱いやすい設計になっています。
狭いスペースや高い場所での作業も楽にこなせるため、ベランダの掃除や車庫の隅のゴミ吹き飛ばしなど、さまざまな場所で活躍します。
コード式で充電切れの心配なし
両製品とも100V電源式(コード式)のため、充電式バッテリーのように途中で電池切れになる心配がありません。
5mの電源コードが付属しているので、コンセントがあれば長時間連続使用が可能です。
充電式ブロワはバッテリーの残量を気にしながら作業する必要がありますが、コード式なら時間を気にせずじっくり掃除できます。
広い庭や大量の落葉を掃除する際には、コード式のメリットが大きく感じられるでしょう。
豊富な標準付属品
両製品とも、標準付属品としてダストバッグ、ノズル、サッシノズル、フレキシブルホース、ジョイントが含まれています。
購入後すぐに、さまざまな作業シーンに対応できます。
サッシノズルはサッシの溝や家具の隙間など、手狭な場所の作業に便利です。
フレキシブルホースとジョイントを組み合わせれば、届きにくい場所もラクに掃除できます。

無段変速機能は本当に便利です。標準モデルとの価格差は1,000円程度ですが、使い勝手が全然違うので、この上位モデルを選ぶ価値は十分ありますよ。
商品についてのユーザーの口コミ・評判
実際のECサイトや価格.comに投稿されているユーザーレビューをまとめました。
MUB402の口コミ
MUB402は、家庭用から業務用まで幅広く使われており、多くのユーザーから高い評価を得ています。
気になる口コミ
・音がうるさめ、近所に気を使う。
・長時間運用の場合、周囲の住環境の反応が気になる。
・一度使うと重いので疲れる。
このような声もありますが・・・
音の問題は電動ブロワ全般に共通する課題です。
「音もマックスで使用しなければそれほど気になることはなかった」という意見もあり、使用時間帯を工夫し、早朝や夜間を避け、風量を調整することで近隣への配慮ができます。
重さについても「普通の男性の力なら特に重たいとは感じない」「女性の私でも簡単に使えます」という声があり、1.8kgという軽量設計は多くのユーザーに評価されています。
良い口コミ
・軽くて使いやすく、非常にパワーがあります。落葉を集めるのが、大変楽になりました。
・無段階で風量が調節出来るので、とても使いやすいです。
・洗車時のコーティングを施している車であれば驚くほど水滴を飛ばすことが出来ます。
・パワーは申し分ありませんでした、車の洗浄後の水飛ばしに使いました。
・化粧砂利に落ちた落ち葉や花びらを掃除するのに最適。音も比較的抑えめな状態で十分吹き飛ばせました。
╲基本性能はそのままに、少しでもお得に選ぶならMUB402/
UB1103の口コミ
UB1103も家庭用ブロワとして人気が高く、多くのユーザーから好評を得ています。
気になる口コミ
・かなりうるさいです!間違っても早朝とかには使えないです。
・パワーも音も凄いです!重量だけが少し気になります。
・吸引機能もありますがこの機種は思ったほどの吸引力もありません。
このような声もありますが・・・
これらはいずれも電動コード式ブロワに共通する特性です。
「音もマックスで使用しなければそれほど気になることはなかった」という意見もあり、騒音については使用時間帯に配慮し、風量を調整することで近隣への影響を最小限に抑えられます。
吸引力については「水滴飛ばしとして期待どおりの使用が出来てました」との評価もあり、用途によって満足度が異なるようです。
良い口コミ
・風量は抜群です。洗車後の水滴飛ばし用として購入しましたが、うるさい以外は期待以上です。
・想像していたよりコンパクトに感じるボディながら、圧倒的な風量。
・木屑の吹き飛ばしはもちろん、パソコンや家具裏の埃を吹き飛ばしてくれて、掃除もかなり楽になりました。
・金額も安くなり購入しました。風量は充分すぎるくらいあります。
・洗車後や浴室などで使用しています。耐久性はわかりませんがマキタにして良かったと思います。
╲長く愛される定番UBシリーズで、パワーと使いやすさをしっかり押さえるならUB1103/
まとめ:マキタのMUB402とUB1103の違い
マキタのMUB402とUB1103は、基本性能がほぼ同じ吸排両用タイプのブロワです。
違いは機体の長さが1mm、フレキシブルホースの部品番号、そして約172円の価格差のみです。
どちらを選んでも、無段変速機能による風量調整、軽量1.8kgの扱いやすさ、コード式による長時間連続使用といったメリットを享受できます。
選ぶ際のポイントは、価格の安さを重視するならMUB402、シリーズの統一や部品の互換性を考えるなら、お使いのマキタ製品に合わせて選ぶのがおすすめです。
いずれにしても、庭の落葉掃除や車の洗車、室内の粉じん除去など、幅広いシーンで活躍する優秀な製品です。
購入を検討されている方は、販売店のキャンペーンやポイント還元も確認して、お得なタイミングで手に入れてくださいね。
╲基本性能はそのままに、少しでもお得に選ぶならMUB402/
╲長く愛される定番UBシリーズで、パワーと使いやすさをしっかり押さえるならUB1103/



