
NP-TSP2と型落ちNP-TSP1の違いを教えてください。
今回は、パナソニックのタンク式食洗機「NP-TSP2」と、型落ちにあたる「NP-TSP1」の違いについてまとめました。
分岐水栓の取り付けが不要で、賃貸住宅でも置きやすいスリムタイプの食洗機として人気の2機種ですが、実際どこが違うのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
先に結論をお伝えすると、両機種の違いは次の8つでした。
- 洗浄オプション(80℃すすぎ・スピーディコース)の有無
- 低温洗浄(低温ソフト)コースの有無
- お手入れ方法の記載内容
- 庫内レイアウトの使い方
- 消費電力の最大値
- 製品質量
- 発売時期
- 価格
なお、基本の除菌性能(洗浄全コースで50℃以上の高圧水流による99%以上の除菌)は両機種共通です。
この点は誤解しやすいポイントなので、後ほど詳しく説明します。
どんな人にどちらが向いているのかをざっくり整理すると、こんな感じです。
NP-TSP2がおすすめな人
・仕上がりにもこだわりたい人
・フライパンなどの調理器具もまとめて洗いたい人
・最新モデルを検討している人
NP-TSP1がおすすめな人
・価格を少しでも抑えたい人
・熱に弱いプラスチック食器をよく洗う人
・実際の使用者の口コミを踏まえてから判断したい人
それでは、スペックから詳しく見ていきましょう。
\80℃すすぎで、仕上がりに差がつく新モデル/
\実績アリの安心感、価格も嬉しい定番モデル/
NP-TSP2とNP-TSP1の仕様比較表
まずは公式サイトの情報をもとに、主要スペックを一覧表にまとめました。
| 項目 | NP-TSP2(新型) | NP-TSP1(型落ち) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年9月中旬(発売予定) | 2021年11月 |
| 価格(2026年8月13日、価格.com調べ) | 69,300円 | 63,360円 |
| 給水方式 | タンク式(分岐水栓は別売で対応可) | タンク式+分岐水栓のハイブリッド対応 |
| ドアタイプ | リフトアップオープンドア | リフトアップオープンドア |
| 食器点数 | 24点 | 24点 |
| 収納の想定 | 2人分の食器+フライパン等の調理器具(※食器だけで約4人分) | 約4人分の食器中心 |
| 除菌機能 | ストリーム除菌洗浄(99%以上) | ストリーム除菌洗浄(99%以上) |
| 除菌試験の実施年 | 2025年5月 | 2021年7月 |
| 80℃すすぎ | ○(新搭載) | 非搭載 |
| スピーディコース | ○(約26分、つけ置き洗いや水洗い後に) | 非搭載 |
| 低温洗浄(低温ソフト)コース | 非搭載 | ○(約147〜142分) |
| お手入れコースの記載 | 手順を明記(専用洗剤2倍量投入+汚れレベル3で運転) | 「○」のみで詳細記載なし |
| タンブラー&ボトルホルダー | ○ | -(上かごで兼用) |
| エコナビ | ○ | ○ |
| 標準使用水量 | 約9L | 約9L |
| 消費電力量 | 約670Wh | 約670Wh |
| 消費電力(最大・50/60Hz) | 1,168W/1,188W | 1,165W/1,185W |
| 運転時間(汚れレベル2・50/60Hz) | 約93/88分 | 約93/88分 |
| 運転音(50/60Hz) | 約39/41dB | 約39/41dB |
| 外形寸法 | 幅550×奥行341(上433/下362)×高さ600mm | 幅550×奥行341(上386/下362)×高さ600mm |
| 製品質量 | 約18kg | 約19kg |

表にしてみると、基本スペックはかなり近いことが分かりますね。
食器点数はどちらも24点で同じですが、洗浄コースの構成やお手入れ方法の記載、消費電力の最大値、質量まで、細かい部分にいろいろな違いがあります。ここからは、この違いが実際の使い勝手にどう影響するのかを見ていきますね。
気になる違いを詳しく説明
表から見えてきた違いを、重要な順に説明していきます。
1. 洗浄オプションの違い:80℃すすぎとスピーディコース
- NP-TSP2:80℃すすぎ○(洗浄・乾燥運転+約7〜15分)、スピーディコース○(約26分、つけ置き洗いや水洗い後に使用)
- NP-TSP1:80℃すすぎ非搭載、スピーディコース非搭載
まず押さえておきたいのは、どちらの機種も洗浄全コースで50℃以上の高圧水流による除菌(99%以上)ができる点です。
ここは共通なので、「NP-TSP2の方が除菌力が高い」というわけではありません。
NP-TSP2だけの違いは、この基本の除菌洗浄に加えて、仕上げをさらに高める「80℃すすぎ」というオプション機能が使える点です。
また、約26分で洗浄が完了する「スピーディコース」も新搭載されており、公式の説明では「つけ置き洗いや水洗い後に」使うコースと位置づけられています。
忙しい平日にサッと済ませたいときや、軽い汚れの食器をすぐに洗いたいときに便利です。
2. 低温洗浄(低温ソフト)コースの有無
- NP-TSP2:低温洗浄(低温ソフト)コース非搭載
- NP-TSP1:低温洗浄(低温ソフト)コース○(約147〜142分)
これも見逃せない違いです。
NP-TSP1には、耐熱温度60℃以上のプラスチック製食器も洗える「低温洗浄(低温ソフト)」コースが用意されています。
子ども用の食器やお弁当箱など、熱に弱いプラスチック製品を日常的に洗う家庭では、このコースが重宝する場面が多いはずです。
一方のNP-TSP2では、このコースがなくなっています。
新機能である80℃すすぎやスピーディコースが加わった代わりに、低温洗浄という選択肢が失われている点は、機種を選ぶ際にしっかり比較しておきたいポイントです。
熱に弱い食器を頻繁に洗う予定がある方は、この違いを重視して検討することをおすすめします。
3. お手入れ方法の記載の違い
- NP-TSP2:標準使用量の2倍の食器洗い機専用洗剤を投入し、食器を入れずに「汚れレベル3」で運転するという手順が仕様ページに明記
- NP-TSP1:仕様ページには「○」の表記のみで、具体的な手順の記載なし
庫内のお手入れコース自体はどちらの機種にもありますが、NP-TSP2の公式仕様ページでは使用する洗剤量や運転コースまで具体的に案内されています。
NP-TSP1でも同様の考え方でお手入れができると考えられますが、仕様ページ上の情報量に差がある点は覚えておくとよさそうです。
4. 庫内レイアウトと収納の考え方の違い
- NP-TSP2:食器点数24点(2人分の食器+フライパン全長45cm以下・直径26cm以下・高さ6.5cm以下などの調理器具)
- NP-TSP1:食器点数24点(約4人分:茶碗4点・汁椀4点・コップ4点・小皿4点・中鉢4点・大皿4点・カトラリー類)
数字だけを見るとどちらも「24点」で同じですが、想定されている使い方が異なります。
▼NP-TSP2▼


NP-TSP2は、庫内の上かごをコンパクトに畳む構造にすることで奥行の有効スペースを従来比で約40mm拡大し、食器とフライパンなどの調理器具を一緒に収めやすくした設計です。
下かごも丸みを帯びた形状になり、初めて使う人でも食器の位置に迷いにくいよう工夫されています。
※食器だけにすると最大4人分の食器24点が一度に洗えます。
▼NP-TSP1▼


対してNP-TSP1は、食器をメインに約4人分をまとめて洗う想定の庫内レイアウトです。
家族の人数が多く、食器の枚数を優先したい場合はNP-TSP1の方が使いやすいと感じるケースもあるかもしれません。
5. 消費電力の最大値の違い
- NP-TSP2:1,168W/1,188W(50Hz/60Hz)
- NP-TSP1:1,165W/1,185W(50Hz/60Hz)
消費電力の最大値には3Wほどのわずかな差があり、NP-TSP2の方がやや高めです。
とはいえ、この程度の差であれば日常使いの電気代に大きく影響するレベルではなさそうです。
標準の消費電力量(約670Wh)自体は両機種で同じなので、通常運転での電気代はほぼ変わらないと考えられます。
6. 製品質量の違い
- NP-TSP2:約18kg
- NP-TSP1:約19kg
製品質量はNP-TSP2の方が約1kg軽くなっています。
設置場所への持ち運びや、掃除の際に本体を動かす場面などで、軽い方が扱いやすいと感じる方もいるかもしれません。
地味なポイントですが、日々の取り扱いやすさに関わる部分です。
7. 発売時期の違い
- NP-TSP2:2026年9月中旬発売予定
- NP-TSP1:2021年11月発売
約5年の開発期間を経て登場するのがNP-TSP2です。
発売から時間が経っているNP-TSP1は、その分価格がこなれてきており、実際の使用者レビューも豊富に蓄積されています。
8. 価格の違い
- NP-TSP2:69,300円
- NP-TSP1:63,360円(2026年8月13日、価格.com調べ)
価格差は約5,940円です。型落ちのNP-TSP1の方が安く購入できますが、この差額で新機能(80℃すすぎ、スピーディコース、タンブラー&ボトルホルダー)が使えるかどうかを、ご自身の使い方に照らして検討してみるとよさそうです。





除菌性能は同じという前提を押さえておくと、選び方がすっきり整理できますね。「仕上がりや時短のオプションを重視するか」「低温洗浄という選択肢を残したいか」で考えると、自分に合う方が見えてくるかもしれません。
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両製品に共通する特徴・魅力
ここからは、NP-TSP2とNP-TSP1に共通する魅力について、初めて食洗機を検討する方にも分かりやすくお伝えします。
工事不要で、賃貸住宅でもすぐに使える
どちらの機種も、分岐水栓の取り付け工事が不要な「タンク式」を採用しています。
付属の給水カップで水を汲み入れるだけで使える仕組みなので、賃貸住宅で水道の設備を変えられない場合でも設置しやすいのが大きな魅力です。
届いたその日から使い始められるという点も、工事の予約や日程調整の手間がないという意味で嬉しいポイントです。
NP-TSP1は分岐水栓給水にも対応するハイブリッドタイプなので、引っ越しの際などに給水方法を切り替えることもできます。
奥行スリムで、狭いキッチンにも置きやすい
奥行はどちらも約341mm(ドア閉時)というスリム設計です。
シンクとコンロの間や、シンクと壁の間といった限られたスペースにも設置しやすく、「食洗機を置きたいけれどキッチンが狭くて諦めていた」という方の悩みに応える設計になっています。
ドアが上に開く「リフトアップオープンドア」を採用しているため、蛇口や水栓に当たりにくく、より省スペースでの設置が可能です。
手洗いよりも節水できる
食器を手洗いする場合と比べて、使用する水の量を大きく減らせる点も共通のメリットです。
4人分相当の食器を洗う場合、手洗いでは約51Lの水を使うのに対し、タンク式食洗機では約9Lで済みます。
1日2回使用したケースで換算すると、1年あたり約1万円前後の節約効果があるとされています(水道・電気・ガス・洗剤代を含めた目安)。
手を濡らす回数が減ることで、冬場の手荒れが気になる方にとってもうれしい変化かもしれません。
洗浄全コースで除菌ができる
「ストリーム除菌洗浄」という機能により、洗浄全コースで50℃以上の高圧水流を使いながら、食器の菌を99%以上減少させる効果が確認されています(乾燥のみの設定では除菌はできません)。
手洗いでは難しい高温での洗浄が、食洗機なら自動で行えるという点も、衛生面を重視する方には安心材料になりそうです。
お手入れがしやすい設計
上かごを持ち上げてフックで固定できる構造になっているため、残さいフィルターの掃除や庫内のお手入れがしやすいよう工夫されています。
月に2〜3回程度のお手入れコースも用意されており、日常的なメンテナンスの負担を抑えられる設計です。





共通点を見ていくと、「工事不要」「省スペース」「節水」というタンク式食洗機ならではの魅力がしっかり詰まっていることが分かりますね。どちらを選んでも、この基本的な使いやすさは変わらないので安心して検討できそうです。
NP-TSP2・NP-TSP1のユーザーの口コミ・評判
NP-TSP2の口コミについて
NP-TSP2は2026年9月中旬発売予定のため、この記事を書いている時点(2026年8月13日)ではまだ販売が始まっておらず、ECサイトに実際のユーザーレビューは存在しません。
発売後、実際の口コミが集まりましたら、この記事に追記する予定です。
\80℃すすぎで、仕上がりに差がつく新モデル/
NP-TSP1の口コミについて
NP-TSP1は2021年11月発売のロングセラーモデルということもあり、楽天市場や価格.comに数多くのレビューが投稿されています。価格.comでの満足度は3.90〜3.97(レビュー数30件前後)、楽天市場の一部店舗では4.4〜4.7台という高評価も見られます。
まず、気になる口コミをご紹介します(楽天市場より)。
「水を9リットル入れるのが面倒くさい。笑」(付属のピッチャーで満水5回分の給水作業に手間を感じるという声)
「庫内の大きさは、実質2〜3人用かなと思います。夕食後なんかの、複数お皿があるときは2人分入れるとパンパンになるので、結局入らないお皿や調理器具は手洗いしています」(収納力についての声)
「買ってすぐ横から水が出るなと思っていたところ、買って半年で、H21のエラーが出て修理しました」(水漏れ・エラー表示についての声)
これらの声について、少し補足します。
給水の手間については、蛇口から直接注げるホースを自作・購入して負担を減らしている使用者が多く見られました。
収納力については、食器のみであれば十分という声が大半で、調理器具を頻繁にまとめて洗いたい方は、収納レイアウトが異なるNP-TSP2も選択肢に入れてみるとよさそうです。
エラー表示に関しては、メーカーの無償修理・部品交換で対応されたケースが報告されています。
続いて、良い口コミをご紹介します(楽天市場より)。
「毎日の家事を助けていただき本当に買って良かったです」(引っ越し先の水栓が分岐水栓非対応だったため購入し、静音性にも満足したという声)
「分岐水栓なしでもOKなので購入。水の注入口が下にあるのも決め手でした」(賃貸住宅での設置のしやすさを評価する声)
「食器はピカピカですし、これからの季節に気になる手の荒れも今年は大丈夫そうかなと期待しています」(洗浄力と手荒れ対策への満足の声)
「別のことに時間が使えるようになったのが一番大きい」(食器洗いの時間が浮いたことを評価する声)
「賃貸だからと食洗機を諦めていた人には、とても良い商品だと思います」(賃貸住宅での導入を後押しする声)
「一人暮らしですが、買って正解でした。油汚れも綺麗に落ちるし、お湯で洗ってるので乾くの早いし、満足です」(洗浄力・乾燥効果への満足の声)





NP-TSP1は発売から時間が経っている分、リアルな使用者の声がたくさん集まっているのが心強いですね。給水の手間や収納力については個人差がありそうなので、ご自身の家族構成や使い方に近い口コミを探してみるのもおすすめです。NP-TSP2の口コミは発売後に随時追記していきます。
\実績アリの安心感、価格も嬉しい定番モデル/
まとめ:NP-TSP2とNP-TSP1、どちらを選ぶ?
ここまで、NP-TSP2と型落ちのNP-TSP1について、スペック・違い・共通点・口コミの観点から見てきました。
基本性能(工事不要のタンク式、奥行スリム設計、除菌性能)は共通していますが、洗浄オプション、低温洗浄コースの有無、お手入れ方法の記載内容、庫内レイアウトの使い方、消費電力の最大値、製品質量、発売時期、価格という8つの違いがあることが分かりました。
選び方の目安をまとめると、次のようになります。
- 仕上がりや時短のオプションを重視したい、調理器具もまとめて洗いたい、少しでも軽い本体がいい方は、NP-TSP2が候補になりそうです
- 価格を抑えたい、熱に弱いプラスチック食器をよく洗う、実際の使用者の口コミを踏まえて検討したい方は、NP-TSP1も十分に有力な選択肢です
どちらも一長一短があり、正解はご自身のキッチン環境や使い方によって変わってきます。この記事が、食洗機選びの参考になれば嬉しいです。
※本記事は2026年8月13日時点でのメーカー公式サイトおよび価格.com、楽天市場の情報をもとに作成しています。価格や仕様は変更される場合がありますので、購入前に必ず公式サイトでご確認ください。また、NP-TSP2は発売前の製品情報であり、実際の使用感については個人差があります。掲載した口コミは投稿者個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
\80℃すすぎで、仕上がりに差がつく新モデル/
\実績アリの安心感、価格も嬉しい定番モデル/


