こんにちは、テクらくです。
キヤノンのインクジェットプリンター「PIXUS TS5530」と「PIXUS TS5430」、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?
「PIXUS TS5530」と「PIXUS TS5430」の最も大きな違いは、印刷開始までの待機時間で、TS5530は約9.5秒、TS5430は約13.5秒と、約30%の短縮を実現しています。
・印刷待機時間
・総ノズル数
・印刷解像度
・Wi-Fi対応
・保証サービス
・給紙方式
・価格
それぞれのおすすめな人は…
・印刷開始までの待ち時間を少しでも短くしたい
・5GHz帯Wi-Fiで安定した通信環境を求める
・印刷速度を重視する(A4カラー約9.0ipm)
・保証延長やサポート充実を重視する
・最新のセキュリティ規格(WPA3)を使いたい
・初期投資を抑えたい
・高解像度(4800dpi)で写真を美しく印刷したい
・多様な用紙(名刺、フォトシール、マグネットシートなど)を使いたい
・カメラから直接印刷したい(PictBridge対応)
・販売実績No.1の信頼性を重視する
それでは詳しくみていきましょう。
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スペック比較表
2つのモデルの違いを一目で確認できるよう、主な仕様をまとめました。
項目 | TS5530(最新) | TS5430(型落ち) |
---|---|---|
発売日 | 2025年10月23日 | 2021年12月 |
価格(2025年10月15日) | 13,500円 | 11,980円 |
インク型番 | BC-386/395 | BC-361/360 |
色数 | 4色ハイブリッド | 4色ハイブリッド |
総ノズル数 | 3136ノズル | 1792ノズル |
最高解像度(dpi) | 1200×1200 | 4800×1200 |
給紙方式 | カセット | 後トレイ+カセット |
給紙可能枚数(普通紙) | 100枚(カセット) | 後トレイ100枚+カセット100枚 |
自動両面プリント対応用紙 | 普通紙(A4、レター) | 普通紙(A4、A5、B5、レター) |
液晶モニター | 1.42型有機EL(モノクロ) | 1.44型有機EL(フルカラー) |
Wi-Fi対応周波数帯 | 2.4GHz/5GHz | 2.4GHzのみ |
Wi-Fiセキュリティ | WPA3-SAE対応 | WPA2-PSK、WEP |
印刷待機時間(ファーストプリント) | 約9.5秒 | 約13.5秒 |
L判フチなし印刷時間 | 約32秒 | 約36秒 |
A4カラー印刷速度(ipm) | 約9.0ipm | 約6.8ipm |
A4モノクロ印刷速度(ipm) | 約14.0ipm | 約13.0ipm |
稼働音 | 約47dB(A) | 約43.5dB(A) |
消費電力(コピー時) | 約21W | 約19W |
外形寸法(W×D×H) | 約374×355×168mm | 約403×315×148mm |
質量 | 約5.3kg | 約6.3kg |
L判写真印刷コスト(大容量インク使用時) | 約28.5円 | 約30.2円 |
PictBridge(Wi-Fi)対応 | なし | あり |
MyPrint With対応 | 対応 | 非対応 |
※価格は2025年10月15日、価格.com調べ

数字で見ると、印刷速度や待機時間で新しいTS5530が優れているけど、写真の解像度や用紙の多様性ではTS5430に軍配が上がりますね。使い方次第でどちらが合うか変わってきそうです。
違いを詳しく解説
ここからは、特に重要な違いについて、それぞれ詳しく見ていきます。
印刷待機時間の違い
TS5530の最大の進化ポイントは、印刷指示から印刷開始までの待機時間が約9.5秒と、TS5430の約13.5秒から約30%短縮されたことです。
約4秒の差は、急いで資料を印刷したい時や、子どもが「今すぐプリントが必要」と言う場面で大きな違いを生みます。
この改善は、インクの供給システムとメンテナンス機構の見直しによって実現されました。

4秒の差って、数字で見ると小さく感じるかもしれないけど、急いでる時のあの待ち時間って本当にイライラしますよね。毎日使うなら、この差は結構大きいと感じます。
印刷速度とノズル数の違い
TS5530は総ノズル数が3136と、TS5430の1792ノズルから大幅に増加しており、これが印刷速度に直結しています。
A4カラー印刷では、TS5530が約9.0ipmに対し、TS5430は約6.8ipmと、約30%の速度差があります。
大量の資料を印刷する場合、この差は積み重なって大きな時間短縮につながります。

在宅ワークで資料を頻繁に印刷する人なら、この速度差は見逃せないポイント。枚数が多いほど、トータルの時間短縮効果は大きくなりますね。
写真印刷の解像度の違い
写真印刷にこだわる方にとって重要なのが解像度の違いです。
TS5430は横解像度4800dpiと高精細で、TS5530の1200dpiと比較すると、細かいディテールや色のグラデーションの再現性に優れています。
価格.comのレビューでも「写真印刷がとても綺麗で驚きました」との声があり、写真印刷メインの方にはTS5430が向いています。

旅行の写真や家族の記念写真を印刷することが多いなら、TS5430の高解像度は魅力的。画質にこだわりたい人は、型落ちでも十分価値がありますね。
Wi-Fi接続と通信安定性の違い
TS5530は2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しており、5GHz帯は電波干渉が少なく通信が安定しやすいのが特徴です。
また、最新のWPA3セキュリティ規格に対応しており、セキュリティ面でも安心です。
一方、TS5430は2.4GHz帯のみの対応ですが、AOSS機能で簡単に接続できる利点があります。

自宅のWi-Fiが混雑しやすい環境なら、5GHz対応のTS5530は助かります。接続が安定すると、印刷の失敗も減るので地味に重要なポイントです。
給紙方式と用紙対応の違い
▼TS5430の給紙▼

TS5430は後トレイとカセットの両方を搭載しており、名刺や89mmスクエア、フォトシール、マグネットシートなど多様なメディアに対応しています。
手作りカードやシール作成など、特殊な用紙を使う機会が多い方にはTS5430が便利です。
TS5530はカセットのみですが、本体がコンパクト(幅374mm、重量5.3kg)で設置しやすいメリットがあります。

シール作ったり、手作りカードを作ったりするなら、TS5430の用紙対応の幅広さは便利。一方、普通紙メインなら、よりコンパクトなTS5530の方が設置場所に困りません。
MyPrint Withサービスの違い
TS5530の大きなアドバンテージは、新しく提供開始された「MyPrint With」サービスに対応していることです。
登録(購入後3か月以内)すると、純正インク使用時にメーカー無償保証が1年間延長されます。
さらに、24時間対応のチャットボットサポートやネットワーク接続異常の通知機能も無料で利用でき、長く安心して使えます。

保証が1年延びるのは、長く使いたい人には大きなメリット。プリンターって突然調子悪くなること、ありますもんね。24時間サポートも心強いです。
価格とコストパフォーマンスの違い
2025年10月15日時点の価格.com調べでは、
- TS5530:13,500円
- TS5430:11,980円
約1,520円の価格差があります。
一方、L判写真の印刷コスト(大容量インク使用時)は、TS5530が約28.5円、TS5430が約30.2円と、TS5530の方が1枚あたり約1.7円安くなっています。
年間100枚以上印刷する場合、ランニングコストの差で初期投資の差を回収できる可能性があります。

初期費用だけ見るとTS5430が安いけど、印刷コストまで考えると話が変わってきますね。印刷頻度が高い人は、トータルコストで判断した方が良さそうです。
両製品の共通の特徴
ここでは、TS5530とTS5430の両方に備わっている機能や特徴を紹介します。
4色ハイブリッドインク搭載

どちらのモデルも、4色ハイブリッドインク(顔料ブラック+染料3色)を採用しています。
文字は顔料インクでくっきりと、写真は染料インクで鮮やかに印刷でき、1台で文書も写真も高品質に仕上がります。
スマートフォン連携機能

QRコードを読み取るだけでWi-Fi接続が完了する「QRコードダイレクト接続」機能を両モデルとも搭載しています。
iOS 11.0以降、iPadOS 13以降、Android 10.0以降であれば、標準アプリで対応可能で、特別なアプリのインストールも不要です。
また、「Canon PRINT」アプリを使えば、スマホに保存された写真や文書を直接印刷できる「おうちでスマホプリ」機能も利用できます。
自動両面プリント機能

パンフレットや資料印刷時に用紙を節約できる自動両面プリント機能を両モデルとも搭載しています。環境への配慮とコスト削減を両立できます。
コピー・スキャン機能
両面コピーや2in1コピーなど、日常的な使用に便利なコピー機能を搭載しています。
また、スキャン機能も充実しており、書類のデジタル化も簡単に行えます。
操作性と設置性
有機ELディスプレイを採用し、視認性が高く、基本的な印刷・スキャン・コピー操作が一目で理解できるシンプルなUIになっています。
また、本体デザインはコンパクトで、スペースに制約のある場所でも設置しやすい設計です。
アフターサービス
製造打ち切り後も5年間の修理対応期間が設けられており、長期間安心して使用できます。
さらに、使用済みインクカートリッジは「里帰りプロジェクト」や「ベルマーク運動」を通じて回収・リサイクルが可能で、環境に配慮した使い方ができます。

どちらの機種も、キヤノンの高品質プリントと省エネ設計を採用。使いやすさと環境配慮を両立した、家庭での長く使う一台にふさわしい仕様です。
ユーザーの口コミ・評判
実際のユーザーの声も参考にしてみましょう。
TS5530の口コミと評判
TS5530は2025年10月23日発売の最新モデルのため、2025年10月15日現在、まだ実際のユーザーレビューは公開されていません。
発売後、実際の使用感や評価が蓄積されることが期待されます。
╲速さと安定を、仕事に。/
TS5430の口コミと評判
TS5430は2021年発売で、すでに多くのユーザーレビューが蓄積されています。
気になる口コミ
・インクが高くランニングコストがかかる。大容量タイプは本体の半額。
・音がうるさい。印刷する前からガタガタ音がするし、故障かと思うほど。
このような声もありますが・・・
インクコストについては、大容量インク(BC-361XL/BC-360XL)を使用することで、L判フチなし写真1枚あたりのコストを約30.2円に抑えられます。
また、キヤノンでは使用済みインクカートリッジの回収・リサイクルプログラムを実施しており、環境面でも配慮されています。
音については、稼働音は最大63.40dBと、比較した商品内では平均的で、別の部屋で使用する場合はあまり気にならないレベルとの検証結果もあります。
良い口コミ
・70代ですが、アプリで年賀状が簡単に作れて、印刷までスムーズにできました。初めてのプリンター操作も迷わず使えました。
・文字の印刷がとてもきれい。年賀状の細かいイラストやフォントもくっきりと再現され、写真印刷も4色インクでここまで出るとは驚きです。
・コンパクトでキッチン横の棚にもすっきり設置できました。前面から給紙できるので、場所を取らず本当に助かっています。
・無駄な機能がなく、必要な印刷・コピー・スキャンがすべて揃っているのが良い。この価格でBCN賞No.1の実績があるのは納得です。
・iPadから写真を直接印刷できて便利。静かなので夜でも気兼ねなく使えますし、家族全員が気に入っています。
特に、価格.comのレビューでは、デザイン4.27点、サイズ4.16点、解像度3.95点と高評価を得ており、コストパフォーマンスの高さが評価されています。

ユーザーの声に寄り添った設計だからこそ、年齢を問わず安心して使える。シンプルながらも高品質を追求した一台は、毎日の印刷を確実に、そして快適にサポートしてくれます。
\型落ち品は在庫限り!お早めにご購入を検討ください/
まとめ:TS5530とTS5430の違い
ここまでの内容を踏まえて、最終的な選び方をまとめます。
TS5530とTS5430は、どちらもキヤノンの信頼性の高い4色ハイブリッドインク搭載のエントリーモデルですが、使い方によって最適な選択が変わります。
TS5530(最新モデル)を選ぶべき人は、
印刷開始までの待ち時間を少しでも短くしたい方、印刷速度を重視する方、5GHz帯Wi-Fiで安定した通信を求める方、MyPrint Withの保証延長やサポートを活用したい方です。
約1,520円の価格差は、印刷頻度が高い場合、ランニングコストの差(1枚あたり約1.7円安い)で回収できる可能性があります。
TS5430(型落ちモデル)を選ぶべき人は、
初期投資を抑えたい方、高解像度(4800dpi)で写真を美しく印刷したい方、名刺やフォトシールなど多様な用紙を使いたい方、カメラから直接印刷したい方です。
販売実績No.1の信頼性も大きな魅力です。
どちらのモデルも、家庭での年賀状印刷や資料作成、写真プリントに十分な性能を持っており、スマホからの簡単印刷やコンパクトな設計など、現代の家庭に求められる機能をしっかり備えています。
ご自身の使い方や優先する機能に合わせて、最適な一台を選んでみてください。

テクらく的には、印刷頻度が高くて待ち時間にストレスを感じるなら新しいTS5530、写真印刷メインで初期投資を抑えたいならTS5430がおすすめ。どちらも家電の力で家事をラクにしてくれる頼れる相棒になりそうですね。
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