こんにちは、テクらくです。
象印の布団乾燥機「RF-UA10」と「RF-FB20」、どちらを選べばいいか迷っていませんか?
結論からお伝えしますと、RF-UA10とRF-FB20の主な違いは以下の5つです。
- 乾燥スピードとパワー
- 対応サイズ
- 本体サイズと重さ
- 消費電力
- 価格
それぞれをおすすめする方は・・・
- ダブルサイズの布団を使っている方
- 乾燥時間を短縮したい方
- デジタルタイマーで残り時間を確認したい方
- ファミリー層や夫婦で使う方
- パワフルな風量で確実に乾燥させたい方
- シングル~セミダブルサイズの布団を使っている方
- コンパクトで収納しやすいものを選びたい方
- 電気代を少しでも抑えたい方
- 価格を重視する方
- 一人暮らしや小家族の方
それでは詳しくみていきましょう。
╲シンプル操作で迷わない。初めての布団乾燥機にも最適/
╲象印史上最大風量。パワフル乾燥で、布団の隅々までふんわり/
スペック比較表
まずは、2機種のスペックを一覧で比較してみましょう。数値で見ると違いがはっきり分かります。
| 項目 | RF-UA10 | RF-FB20 |
|---|---|---|
| 実売価格(2025年11月16日、価格.com調べ) | 11,385円 | 14,567円 |
| 消費電力(W) | 670 / 668 | 905 / 910 |
| 運転音(dB) | 約49 | 約50 |
| 外形寸法(cm) | 20×15×33 | 23×15×36 |
| 質量(kg) | 3.4 | 3.8 |
| 風量 | 標準 | 象印史上最大(30%UP) |
| 対応サイズ | シングル~セミダブル | シングル~ダブル |
| 乾燥時間(冬・標準) | 50分 | 35分 |
| 乾燥時間(冬・しっかり) | 記載なし | 60分 |
| 乾燥時間(夏・標準) | 65分 | 50分 |
| 乾燥時間(夏・しっかり) | 記載なし | 75分 |
| あたため(お急ぎ) | 15分 | 10分 |
| あたため(しっかり) | 35分 | 20分 |
| デジタルタイマー表示 | なし | あり(1分単位) |
| ツインファン構造 | なし | あり |
| ふとん検知センサー | 搭載 | 搭載 |
| マット・ホース | 不要 | 不要 |
| 衣類・靴乾燥 | 可能 | 可能 |
※実売価格は2025年11月16日、価格.com調べ
※仕様は象印公式サイトより

表で比較すると、RF-FB20のパワーとRF-UA10のコンパクトさがはっきり見えますね。自分が何を優先するかで選ぶのがポイントです。
違いを詳しく解説
ここからは、5つの違いをさらに深掘りして解説します。各違いがどのように使い勝手に影響するのか、しっかり理解して購入の参考にしてください。
違い①:乾燥スピードとパワー(最も重要な違い)
- RF-UA10:シングル布団50分(冬・標準)
- RF-FB20:象印史上最大風量(30%アップ)、ツインファン構造、シングル布団35分(冬・標準)
布団乾燥機を選ぶ上で、乾燥スピードとパワーは最も重要なポイントです。
RF-FB20は象印史上最大風量を実現しており、従来のRF-F型シリーズと比較して約30%も風量がアップしています。
この風量アップの秘密は、ツインファン構造にあります。
RF-FB20の具体的な乾燥時間は、シングルサイズの布団を冬の標準コースでわずか35分で乾燥可能です。
冬のしっかりコースでも60分、夏の標準コースは50分、夏のしっかりコースは75分と、非常に短時間での乾燥が実現されています。
忙しい時間帯、出かける前の30~40分で布団を乾燥させたい方や、寝る直前に布団を温めたい方には、このスピード感が大きなメリットになります。
一方、RF-UA10は標準的な風量で、シングルサイズの布団を冬の標準コースで50分、夏の標準コースで65分で乾燥できます。
RF-FB20と比較すると15分ほど長くかかりますが、日常的な布団乾燥には十分な性能を持っています。
あたため機能は「お急ぎ」で15分、「しっかり」で35分です。
また、RF-FB20のデジタルタイマー表示は残り時間が1分単位で分かるため、「あと何分で終わるか」が一目で分かり、家事のスケジュールが立てやすいのも魅力です。

忙しい時間に使いたい場合は、RF-FB20のスピード乾燥は魅力的です。ただし、時間に余裕がある方はRF-UA10でも十分ですよ。
違い②:対応サイズ
- RF-UA10:シングル~セミダブルサイズ対応
- RF-FB20:シングル~ダブルサイズ対応
布団のサイズによって、選ぶべき機種が変わります。
RF-FB20はダブルサイズまで対応可能なのに対し、RF-UA10はシングル~セミダブルサイズまでの対応となっています。
ダブルサイズの布団は横幅が約140cm、シングルサイズは約100cm、セミダブルは約120cmです。
RF-FB20は、この大きなダブルサイズの布団でも、温風を隅々まで行き渡らせることができる設計になっています。
ダブル布団を使っている方や、将来的にダブルサイズに買い替える予定がある方は、RF-FB20を選んでおくと安心です。
また、RF-FB20はシングル布団を2つ並べて、同時に乾燥させることも可能です。
忙しい時間帯に、2枚の布団を別々に乾燥させる手間が省けるため、ファミリー層にとっては大きな時短になります。
一方、RF-UA10はシングル~セミダブルサイズまで対応しているため、一人暮らしの方や、個別に布団を乾燥させる方には十分な性能です。

布団のサイズは購入前にしっかり確認してください。ダブル布団を使っているのにRF-UA10を買ってしまうと、乾燥ムラが出る可能性があります。
違い③:本体サイズと重さ
- RF-UA10:20×15×33cm、重さ3.4kg
- RF-FB20:23×15×36cm、重さ3.8kg
収納スペースや持ち運びのしやすさも、布団乾燥機選びの重要なポイントです。
RF-UA10は20×15×33cm、重さ3.4kgとコンパクト設計。一方、RF-FB20は23×15×36cm、重さ3.8kgとやや大きめです。
数値で見るとわずかな差ですが、実際に収納してみると、この3cmの違いが意外と大きく感じられます。
ワンルームや狭いクローゼットに収納する場合、RF-UA10の方が隙間にスッと収まりやすく、場所を取りません。
折りたたみ式なので、縦置きで収納すれば、さらに省スペースになります。
また、重さも400gの差がありますが、これは500mlペットボトル1本分に相当します。
毎日のように持ち運ぶ場合、RF-UA10の軽量さは大きなメリットです。
一方、RF-FB20はやや大きめですが、その分パワフルな性能を実現しています。
収納スペースに余裕がある方や、持ち運びの頻度が少ない方であれば、サイズの差は気にならないでしょう。

狭いクローゼットに収納する場合は、少しでもコンパクトな方が助かります。収納場所を事前に確認しておくと安心ですよ。
違い④:消費電力
- RF-UA10:670/668W(50/60Hz)
- RF-FB20:905/910W(50/60Hz)
RF-UA10の方が消費電力が約35%低いため、電気代を抑えることができます。
具体的に電気代を計算してみましょう。
電気代の目安単価を1kWhあたり31円として計算すると、RF-UA10を1時間使った場合の電気代は約20.8円、RF-FB20は約28.1円です。
1回の使用で約7円の差ですが、毎日使う場合は月に約210円、年間で約2,550円の差が出ます。
ただし、RF-FB20はスピード乾燥ができるため、実際の運転時間は短くなります。
例えば、RF-UA10で60分かかる乾燥が、RF-FB20なら35分で終われば、トータルの電気代は逆にRF-FB20の方が安くなる可能性もあります。
長期的に見れば、電気代の差も積み重なっていくため、ランニングコストを重視する方には、RF-UA10の省エネ性能が嬉しいポイントです。

電気代は長く使うほど差が出ます。ただし、RF-FB20のスピード乾燥を考えると、トータルでは大きな差にならないかもしれません。
違い⑤:価格
2025年11月16日時点の価格を価格.comで調べると、
- RF-UA10:11,385円(白色)
- RF-FB20:14,567円
- 価格差:約3,000円
シングル~セミダブルサイズの布団を使っている方で、少しでも予算を抑えたい場合は、RF-UA10がコストパフォーマンスに優れています。
1万円前後で購入できる布団乾燥機としては、非常に高機能で、マット・ホース不要の便利さも手に入ります。
一方、RF-FB20はダブルサイズ対応、スピード乾燥、デジタルタイマー表示など、プラスアルファの機能が充実しています。
約3,000円の価格差で、これらの機能が手に入ると考えれば、RF-FB20を選ぶ価値は十分にあります。

価格差は約3,000円ですが、ダブルサイズ対応やスピード乾燥を考えると、RF-FB20のコスパも悪くありません。ECサイトなどのポイント還元も活用してくださいね。
共通の特徴について
ここまで違いを見てきましたが、RF-UA10とRF-FB20には共通する魅力もたくさんあります。どちらを選んでも、象印の布団乾燥機ならではの便利さと快適さが手に入ります。
マット・ホース不要で設置・収納が簡単

RF-UA10とRF-FB20は、マット・ホースが一切不要です。
本体をパッと開いて、布団にセットし、スイッチを押すだけのたった3ステップで乾燥が始まります。
片付けも折りたたむだけで完了するため、忙しい朝や寝る前のわずかな時間でも、手軽に布団乾燥ができます。
マットを使うタイプの布団乾燥機は、マットを広げて、布団をかぶせて…という作業が面倒で、結局使わなくなってしまうケースが多いですが、マット不要タイプならそうした手間が一切ありません。
温風が足元までしっかり届く

吹出口から出る温風が、布団の足元までムラなく届く設計になっています。
布団全体を均一に温め、乾燥後はふんわりやわらかな仕上がりに。
特に冬場の冷たい布団を温めるのに最適で、寝る前に運転させるだけで、ぽかぽかの布団で快適に眠れます。
RF-FB20の場合、あたため機能は「お急ぎ」で10分、「しっかり」で20分と短時間で完了します。
布団以外にも衣類・靴の乾燥が可能

吹出口の角度を調整できるため、布団だけでなく、衣類や靴の乾燥にも使えます。
アタッチメント不要で、そのまま使えるのが便利なポイント。
梅雨時期の部屋干しや、雨で濡れた靴を早く乾かしたいときにも活躍します。
革製品や革靴など、温風に弱い素材には送風コースを使えば安心です。
一台で複数の用途に使えるため、家電を増やしたくない方にもぴったりです。
オールシーズン対応のモード搭載

ダニ対策モード、冬モード、夏モード、温風、送風など、季節や用途に合わせたコースが選べます。
ダニ対策モードでは、布団の内部までしっかり加熱し、ダニの繁殖を抑える効果が期待できます。
冬は布団を温めて快適に、夏は湿気を取り除いてさらっと仕上げるなど、一年中使える万能タイプです。
ふとん検知センサーで安全設計
布団が本体にかぶさったことを検知すると、音とランプ(またはタイマー表示)で知らせ、運転を自動停止します。
万が一、布団が本体に覆いかぶさってしまっても、過熱や故障のリスクを抑える安全機能が搭載されています。
小さなお子さんがいる家庭や、高齢者の方でも安心して使えるよう配慮された設計です。
羊毛・羽毛・綿・化学繊維に対応
羊毛布団、羽毛布団、綿布団、化学繊維の布団など、さまざまな素材に対応しています。
ただし、素材によって耐熱温度が異なるため、使用前に必ず布団の取扱説明書を確認してください。

マット不要の便利さは一度使うと手放せません。布団以外にも衣類や靴の乾燥に使えるので、梅雨時期は特に大活躍しますよ。
ユーザーの口コミ・評判
実際に使っている人の声は、購入の大きな参考になります。ここでは、RF-UA10とRF-FB20それぞれの口コミを、気になる点と良い点に分けてご紹介します。
RF-UA10の口コミ
RF-UA10は、コンパクトで収納しやすい点が高く評価されています。
気になる口コミ(ECサイト・レビューより)
- 持ち手がなく、運びにくい。
- コード収納箱がなく、コードがまとまりにくい。
- 運転音がややうるさい。
このような声もありますが・・・
「持ち手がなく、運びにくい」について
RF-UA10には持ち手がありませんが、ノズル部分に持ち手用の凹みが設けられており、運搬は前モデルよりやや楽になっています。本体の下に手を入れて運ぶ必要があるため、少し慣れが必要です。ただし、その分本体がコンパクトで収納性が向上しています。
「コード収納箱がなく、コードがまとまりにくい」について
製品のコード収納箱は廃止されましたが、シンプルな設計で収納性が高まっています。コードの管理には、専用のラバーバンドやループ付きの収納バッグを使うとスムーズです。
「運転音がややうるさい」について
運転音は約49dBと、テレビの音量程度です。寝室や静かな環境で気になる場合は、就眠前や外出時など、音が気にならない時間帯に使用するのがおすすめです。
良い口コミ(ECサイト・レビューより)
- 設置・収納が超簡単。マット・ホースがないのでストレスフリー。
- 温風が隅までしっかり届く。ふんわり布団が実現。
- コンパクト設計で収納しやすい。
- メニューがシンプルで使いやすい。
- 衣類や靴の乾燥にも使える。
╲シンプル操作で迷わない。初めての布団乾燥機にも最適/
RF-FB20の口コミ
RF-FB20は、スピード乾燥とダブルサイズ対応が高く評価されています。
気になる口コミ(ECサイト・レビューより)
- 持ち手がなく、布団乾燥機の移動や片付けが不便。
- 電源ケーブルが断線しやすい。
- 期待したほど布団が暖まらない。
このような声もありますが・・・
「持ち手がない」件
本体底面に「とっ手」が設けられており、ここを指で持ち運ぶことで移動・片付けが可能です。説明書や仕様を確認すると、正しい扱い方がわかります。
「電源ケーブルの断線」
電源ケーブルの根元は、使用時の負荷で断線しやすい部位です。取扱いには注意が必要ですが、最近のモデルでは徐々に改善が進んでいます。また、正しい取り扱いで断線を防ぐことも可能です。
「布団が暖まらない」件
乾燥・あたため機能は、布団の厚さや素材、室内の温度によって中心部や全体の温度が均一に伝わる時間に差が出ます。特に厚手や大きいサイズの布団では、ある程度時間がかかる場合があります。ただし、風量そのものは十分な性能を備えています。
良い口コミ(ECサイト・レビューより)
- セット・片付けがとにかく簡単。
- 布団がふわふわに仕上がる。
- 足元までしっかりと温まる。
- 布団以外の乾燥も可能。
- 毎日使いたいと満足する声が多い。
╲象印史上最大風量。パワフル乾燥で、布団の隅々までふんわり/
まとめ:RF-UA10とRF-FB20の違い
象印の布団乾燥機「RF-UA10」と「RF-FB20」は、どちらもマット・ホース不要の折りたたみ式で、設置・収納が簡単な優れた製品です。
RF-UA10は、コンパクトで軽量、価格も11,385円(2025年11月16日、価格.com調べ)と抑えられているため、一人暮らしや小家族の方、シングル~セミダブルサイズの布団を使っている方におすすめ。
電気代を抑えたい方や、収納スペースが限られている方にもぴったりです。
RF-FB20は、象印史上最大風量でスピード乾燥が可能、ダブルサイズまで対応でき、価格は14,567円(2025年11月16日、価格.com調べ)。
ファミリー層や夫婦2人分の布団を一度に乾燥させたい方におすすめです。デジタルタイマー表示もあり、残り時間が一目で分かるのも便利です。
どちらを選ぶかは、布団のサイズ、乾燥時間の優先度、予算、収納スペースなど、ご自身のライフスタイルに合わせて決めるのがベストです。
この記事が、あなたにぴったりの布団乾燥機選びの参考になれば嬉しいです。

どちらを選んでも、マット不要の便利さは本当に快適です。自分に合った1台を選んで、毎日の布団乾燥をラクに楽しんでくださいね
╲シンプル操作で迷わない。初めての布団乾燥機にも最適/
╲象印史上最大風量。パワフル乾燥で、布団の隅々までふんわり/

