【徹底比較】NA-SD10UALとNA-SD10HALの違いを解説!選び方のコツ

生活家電

こんにちは、テクらくです。

今回は、パナソニックの新しいコンパクトドラム式洗濯乾燥機、「NA-SD10UAL」と「NA-SD10HAL」の違いについて解説していきます。

両機種を比較したところ、違いは6つでした。

  • 液体洗剤自動投入システムの違い
  • スマートフォン連帯機能
  • 温水洗浄機能の詳細
  • 消費電力
  • シワ取り消臭
  • 温水槽洗浄

 

それぞれがおすすめなのは・・・

NA-SD10UALをおすすめする方
  • スマートフォンで洗濯機を操作したい方
  • 洗剤と柔軟剤の両方を自動投入したい方
  • 外出先から洗濯状況を確認したい方
  • 家事の自動化・IoT化を進めたい方
  • 消費電力をできるだけ抑えたい方

 

NA-SD10HALをおすすめする方
  • 温水洗浄でしっかり汚れを落としたい方
  • シワとり消臭機能を使いたい方
  • 洗剤の継ぎ足しをなるべく減らしたい方
  • 衣類の清潔さにこだわりたい方
  • スマート機能よりも洗浄力を重視する方

 

本文ではより詳しく、「NA-SD10UAL」と「NA-SD10HAL」の違いや、機能の特徴や魅力をお伝えしています。

▼スマートにつながる、暮らしにフィット。洗剤も柔軟剤も自動投入で、家事をもっと快適に。▼

▼温水パワーで、しっかり洗浄。大容量タンクと3時間槽洗浄で、手間なく清潔に。▼

 

 

基本スペック比較

まずは、両機種の基本的な違いを表で確認してみましょう。

機能項目 NA-SD10UAL NA-SD10HAL
洗濯容量 10kg 10kg
乾燥容量 5kg 5kg
外形寸法 W639×D650×H1,010mm W639×D650×H1,010mm
予定価格 197,010円(税込) 197,010円(税込)
年間消費電力量 184kWh/年 184kWh/年

表を見ると分かる通り、両機種は洗濯・乾燥容量、外形寸法、予定価格、年間消費電力量といった基本スペックはすべて同じです。では、実際にどこが違うのか、それぞれの特徴的な機能を詳しく見ていきましょう。

 

主な機能の違い

基本性能は同じでも、搭載機能には大きな違いがあります。違いの中でも特に重要な4つの違いについて詳しくご紹介します。

 

液体洗剤自動投入システムの違い

項目 NA-SD10UAL NA-SD10HAL
洗剤タンク容量 920mL 1,780mL(業界最大)
柔軟剤タンク 650mL なし
継ぎ足し目安 約1ヶ月 約2ヶ月

 

洗剤の継ぎ足し頻度(1回の洗濯で40mLを使用した場合の計算)

  • NA-SD10UAL:約23回分(洗剤)+約16回分(柔軟剤)
  • NA-SD10HAL:約44回分(洗剤のみ)

 

このように、NA-SD10UALは洗剤と柔軟剤の両方を自動投入できる利便性、NA-SD10HALは洗剤タンクの大容量による継ぎ足しの手間削減と、それぞれに特徴があります。

どちらを重視するかは、柔軟剤の使用頻度や継ぎ足しにかける手間の好みによって変わってきそうですね。

NA-SD10UAL NA-SD10HAL

引用元:楽天市場

引用元:楽天市場

 

 

スマートフォン連携機能

続いて、両機種の大きな違いの一つである、スマートフォン連携機能について見ていきましょう。この機能は、NA-SD10UALのみに搭載された特徴的な機能です。

機能 NA-SD10UAL NA-SD10HAL
遠隔操作 ×
運転状況確認 ×
終了通知 ×
洗剤残量確認 ×
家電診断 ×

対応スマートフォン

  • Android:OS 9.0以上
  • iOS:15.4以上
    ※ アプリのインストールが必要です

引用元:楽天市場

 

温水洗浄機能の詳細

もう一つの大きな違いが、NA-SD10HALに搭載された温水洗浄機能です。NA-SD10UALには搭載されていないこの機能について、具体的なコースの違いを見ていきましょう。

コース名 NA-SD10UAL NA-SD10HAL
温水おまかせ × ○(約40℃)
温水つけおき × ○(約40℃)
除菌コース × ○(約60℃)
温水槽洗浄 × ○(約30℃)

 

NA-SD10HALの温水コース別機能

  • 温水おまかせ:通常の汚れ物を温水で洗浄
  • 温水つけおき:がんこな汚れに対応
  • 除菌コース:高温での除菌効果
  • 温水槽洗浄:槽の清潔維持に効果的

 

特に温水洗浄機能は、家族の衣類の汚れやニオイが気になる主婦の私たちにとって、とても魅力的な機能ですね。通常の水温での洗浄に比べて、40℃の温水なら汚れ落ちも期待できそうです。

ただし、これに伴い消費電力は若干高くなりますので、次は両機種の運転音と消費電力の違いを詳しく見ていきましょう。

引用元:楽天市場

 

 

運転音と消費電力の詳細

運転音比較

両機種とも静音設計を採用

運転モード 運転音 目安となる音の大きさ
洗濯時 約37dB 図書館程度
脱水時 約41dB 静かな住宅地の夜
乾燥時 約46dB 静かな事務所内

 

消費電力の違い

項目 NA-SD10UAL NA-SD10HAL
最大消費電力 710W 1,190W
洗濯時 約70Wh 約70Wh
洗濯~乾燥時 約1,980Wh 約1,980Wh

 

運転音は両機種とも静かな設計ですが、消費電力には大きな違いがあります

NA-SD10HALは温水使用時に最大消費電力が高くなり、年間の電気代は高くなります。ただし、これは温水洗浄による高い洗浄力を得るためのコストと考えることができます。温水洗浄の効果と電気代のバランスを考えながら、自分のライフスタイルに合った機種を選びましょう。

 

洗濯コースの詳細比較

続いて、日々の洗濯で使用する洗濯コースを見ていきましょう。

両機種とも基本的なコースは共通ですが、NA-SD10HALには温水機能を活かした独自のコースが追加されています。

また、槽洗浄コースは、NA-SD10UALが冷水で約6時間、NA-SD10HALは温水(約30℃)で約3時間と、時間に大きな違いがあります。それでは、具体的なコースの違いを詳しく見ていきましょう。

 

基本コース(両機種共通)

コース名 用途 洗濯時間目安
おまかせ 普段の洗濯物 約45分
スピーディ 軽い汚れ物 約30分
手洗い・デリケート デリケート衣類 約45分
毛布 毛布・掛け布団 約90分

 

NA-SD10HAL専用コース

コース名 特徴 メーカー推奨の使用場面
温水おまかせ 約40℃温水使用 通常の洗濯物
シワとり消臭 スチーム機能 シワが気になる衣類
温水槽洗浄 約30℃温水使用 定期的な槽の洗浄

 

選び方のポイント

ここまで両機種の機能の違いを詳しく見てきました。

スマート機能と柔軟剤の自動投入を備えたNA-SD10UAL、温水洗浄としっかりした洗浄力が特徴のNA-SD10HAL、それぞれに魅力的な機能が搭載されていますね。

では、具体的にどのような方にどちらの機種がおすすめなのか、生活シーン別に見ていきましょう。

 

ライフスタイル別おすすめ機能

生活シーン おすすめモデル 対応する機能
朝が忙しい時間帯に洗濯 NA-SD10UAL 前日夜にスマホで予約運転、終了通知で取り忘れ防止
仕事着の洗濯が多い NA-SD10HAL 40℃温水洗浄で汚れ落とし、シワとり機能付き
洗剤の継ぎ足しを減らしたい NA-SD10HAL 業界最大の1,780mL大容量タンク
柔軟剤もまとめて自動投入 NA-SD10UAL 洗剤920mL+柔軟剤650mLの自動投入

 

 

機種別の特長まとめ

NA-SD10UALの特長

  • スマートフォンによる遠隔操作対応
  • 洗剤と柔軟剤の自動投入機能搭載
  • 最大消費電力が710Wと省エネ設計

 

NA-SD10HALの特長

  • 約40℃の温水洗浄機能搭載
  • 業界最大容量の洗剤タンク
  • シワとり消臭コース搭載

 

設置時の重要ポイント

購入前に、設置場所と設備環境の確認が必要です。両機種とも同じ設置条件となりますので、以下の項目をチェックしましょう。

必要スペースと設備条件

確認項目 必要寸法・条件 重要な注意点
本体横幅 639mm 左右の手掛け部含む
本体奥行 650mm 配管スペース別途必要
本体高さ 1,010mm 上方290mm以上必要
防水パン 740mm以上 設置必須
給水ホース 約80cm 付属品使用
排水ホース 約72cm 付属品使用
電源 単相200V・15A以上 アース工事必須

 

設置環境の条件

  • 水平で安定した床面に設置
  • 周囲温度:5℃~35℃の環境
  • 直射日光が当たらない場所
  • 凍結の恐れがない場所を選択

特に気を付けたいのが、上方スペースの確保です。本体高さに加えて290mm以上の空間が必要となりますので、設置予定の場所の天井までの高さをしっかり確認しましょう。また、配管スペースも考慮して、余裕を持った設置場所の確保をおすすめします。

 

どっちがおすすめ?

選択のポイントは、スマート機能と柔軟剤の自動投入を重視するか、温水洗浄による高い洗浄力を重視するかの違いです。また、年間の電気代に差があることも考慮に入れると良いでしょう。

NA-SD10UALをおすすめする方

  • スマートフォンで洗濯機を操作したい方
  • 洗剤と柔軟剤の両方を自動投入したい方
  • 外出先から洗濯状況を確認したい方
  • 家事の自動化・IoT化を進めたい方
  • 消費電力をできるだけ抑えたい方

▼スマートにつながる、暮らしにフィット。洗剤も柔軟剤も自動投入で、家事をもっと快適に。▼

 

 

NA-SD10HALをおすすめする方

  • 温水洗浄でしっかり汚れを落としたい方
  • シワとり消臭機能を使いたい方
  • 洗剤の継ぎ足しをなるべく減らしたい方
  • 衣類の清潔さにこだわりたい方
  • スマート機能よりも洗浄力を重視する方

▼温水パワーで、しっかり洗浄。大容量タンクと3時間槽洗浄で、手間なく清潔に。▼

 

 

まとめ:「NA-SD10UAL」と「NA-SD10HAL」の違い

今回は、2025年1月上旬発売予定のパナソニックの新型ドラム式洗濯乾燥機、NA-SD10UALとNA-SD10HALを比較してきました。

基本スペックは同じでも、搭載機能には大きな違いがありました。

NA-SD10UALはスマート機能と洗剤・柔軟剤の自動投入、NA-SD10HALは温水洗浄とシワとり機能と、それぞれに特徴的な機能を備えています。

NA-SD10UALの特徴

  • スマートフォンによる遠隔操作が可能
  • 洗剤と柔軟剤の両方を自動投入
  • 消費電力が比較的低め
  • 槽洗浄は冷水で約6時間

NA-SD10HALの特徴

  • 約40℃の温水洗浄機能搭載
  • 業界最大容量の洗剤タンク
  • シワとり消臭コース搭載
  • 槽洗浄は温水で約3時間

価格は両機種とも同じですが、温水機能の使用により、NA-SD10HALは年間電気代が高くなると思われます。これは温水による高い洗浄力を得るためのコストと考えることができます。ご自身の生活スタイルや優先したい機能に合わせて、最適なモデルをお選びください。

なお、本記事の情報は発売前のものとなりますので、実際の仕様や価格は変更される可能性があります。購入時には最新の情報をご確認ください。

 

▼スマートにつながる、暮らしにフィット。洗剤も柔軟剤も自動投入で、家事をもっと快適に。▼

▼温水パワーで、しっかり洗浄。大容量タンクと3時間槽洗浄で、手間なく清潔に。▼

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